電子ブックリーダー
日付が変わってしまった。元旦には何か書いておこうと思い、「昨年の総括と今年の抱負」というのを書いて、数分だけ公開したのだけど、さすがに怒られそうな内容だと思って削除した(でもRSSリーダではちょっと流れてしまったみたい)。
それはそれとして全然別の話。amazonのkindleをここしばらく使っている。周囲では評判が良いのだけど、私はどうもなじめない。そもそも私は本に付箋を付けたり、書き込んだりしておくタイプなので、kindleではそれがやりにくい。もちろん、下線を引いたり、注釈を付ける機能はあるのだけど、あのキーボードで入力するのは面倒。
3Gのネットワークを使って瞬時にダウンロードできたり、価格が安かったり、スペースを節約できたり、検索機能があったりといろいろ良いところがあるのは十分理解できたけど、後々に論文に引用しようと思って読んでいる本には使いにくい。小説なんかを読み流すには良いのかなあ。
まだ試していないのだけど、自分の手元にあるPDFデータも読み込み可能なようなので、自分の英語スピーチ原稿があれば、それを機械が読み上げてくれるはず。うまくいけば練習に役立つかもしれない。スタンダードな発音は教えてくれるはず。これは便利(まあ、でも他のソフトでもできないわけではない)。
気になるのは、まず、私にとっては画面がやや暗く感じるのに明るさの調整ができないこと。確かに明るい屋外でもはっきり見えるのは優れているが、屋内ではちょっと見えにくい。それと、古い本が手に入らないこともつらい。研究として使うときには古い本を参照できることがどうしても必要。今のところ図書館の代わりには使えない。これから過去の本にも守備範囲が広がるのかなあ。
しかし、もうちょっとつきあってみよう。本のデジタル化は必然の流れだ。誰が一番読みやすいシステムやデバイスを作るかだ。
もう一つ、噂されているアップルのタブレット(iSlate?)も気になる。kindleは開発途上のにおいがぷんぷんする割に、ユーザーが機能拡張する余地が全然ない。コンテンツを入れ替えるだけ。たぶんアップルのタブレットは、iPhoneのアプリをそのまま使えるようにするだろうから、かなり拡張性があるだろうし、WiFiその他にも対応するだろう。期待してるぞ、アップル。
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