リバプールと言えば、あの泣く子も黙るビートルズの出身地です。実は、私はもうビートルズを生で知らない世代なのですが、私より10歳ぐらい上の世代の人には堪らないようです。リバプールは、産業革命の申し子というような都市で、そういった意味ではマンチェスターと同じようなものなのですが、ビートルズのおかげで知名度はマンチェスターと比べものになりません。世界で初めて鉄道が走ったのは、リバプールーマンチェスター間だったし、景気が悪くなってからの都市の荒れ放題も同じようなものなのに、リバプールにはいつも日本人の観光客がいますが、マンチェスターでは滅多に見ません。リバプールは、今度世界遺産に指定されるそうですが、それはアメリカへ移住したヨーロッパの人々の出立地だったからだそうです。アメリカに渡ったすべてのヨーロッパ系移民は、リバプールから出航したそうです。でも、そんなことはどうでも良くなってしまうぐらい(もちろんどうでもいいことではありませんけど)、やっぱりビートルズの知名度なのです。
リバプールには、私の大学時代の友人である相澤氏が留学しています。彼女は私より半年ぐらい前にリバプールに来て、2年間の予定で滞在しています。以下のリバプールの市内は、彼女の案内によって回りました。ちなみに、聖地であるマシューストリートの画像がありません。相澤氏が案内してくれなかったわけではなく、なぜにかマシューストリートに行く直前に私のデジカメが動かなくなってしまったからです。その後家に帰ったら突然動きました。私のデジカメはビートルズが嫌いだったのだろうか。せっかくビートルズが有名になる前に歌っていたパブまで連れて行ってもらったのに・・・。