第6講:入力された「時間割」をファイルに保存する |
その2 ファイル出力された「1日分の時間割」を読み込んで 内容を表示する「ClassTableReader」 を作成する |
つぎに、その1で作成した「ClassTableWriter」によって出力されたファイル「Day.data」を読み込むしくみについて学習します。といっても機構は非常にシンプルで、出力の際にたどったStream(データの流れ)の、今度はちょうど正反対をたどればいいのです。ここでは「1日分の時間割」を保存するファイル「Day.data」を読み込んで、その内容をディスプレイに表示する、「ClassTableReader」を作成してみましょう。 |
(1)「ClassTableReader」の設計 今回作成する「ClassTableReader」は、「ClassTableWriter」によって作成された「1日分の時間割」が保存されたファイル(Day.data)を読み込み、その内容のすべてを1限目から順に一覧表示するものとします。これも前回と同様属性とメソッドから設計してゆきます。 このプログラムが「ClassTableWriter」とちょうど正反対の機能を持っているということはすでにお気づきですね。ここから、属性及びメソッドとしては以下のものをあげるのが自然だと思われます。
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