内務省研究会、50回(10月17日)

 昨10月17日、内務省研究会が50回の節目を迎えました。

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(明治期の内務省。国立国会図書館ウェブサイトから転載)

 研究会や大学の枠を越えて、いろいろな専門、ディシプリン、背景を持った仲間たちと研究交流をしていきたい。そうした思いから会を立ち上げたのは2001年の3月。第0回は横浜開港資料館脇の「喫茶ペリー」で修士論文報告会として行いました。市川智生さん(現、上海交通大)、大内雅人さん(しょうけい館)、清水の3名が参加者でした。
 この試みを面白いと思ってくれた仲間で同年6月に第1回を開催しました。多くの人が参加できる研究対象という意味合いもあり、会の名前は「内務省研究会」としました。松澤裕作さん(東京大学史料編纂所)、小川原正道さん(慶應義塾大学法学部)、官田光史さん(日本学術振興会)が参加。会を重ねる毎に多くの方が参加してくださいました。初期には谷口裕信さん(皇學館大学)、水野京子さん(国立公文書館)が会を支えてくださいました。中期以降は参加者も増えました。片山慶隆さん(関西外国語大学)、村井良太さん(駒澤大学)のご助力には、本当に助けられました。
 あれから10年。会は50回を重ね、昨日の研究会では松澤さん、市川さん、清水の幹事3名で報告しました。就職などでメンバーは全国に広がり、家庭や仕事も持って生活も変わりました。そうしたなかで、以前からのメンバーに新しい仲間が加わって議論できることを本当に嬉しく思います。
 昨日、参加者のみなさんから「この会のアーカイブスは?」と尋ねられました。会のブログにずっと溜めてあります。レジュメも私の研究室に、第1回からずっと保存してあります。
 懇親会で市川さんが打ち上げた「100回記念」まであと10年。楽しく集まれればと思います。
 これまでご参加くださったたくさんの方に感謝して。
 ありがとうございます。これからもどうぞよろしく。
 清水