著書―玉井清編『戦時日本の国民意識』
ここ2年ほど出身ゼミの先輩方と取り組んできたメディア研究が形になりました。
玉井清編『戦時日本の国民意識―国策グラフ誌「写真週報」とその時代』
(慶應義塾大学出版会、2008年)
以下、出版社の宣伝メッセージから。
「戦時中、政府のプロパガンダを国民にわかりやすくアピールする目的で、昭和13年2月から20年7月まで発行されていた国策グラフ雑誌『写真週報』を初めて総合的に分析。300を超える画像を紹介しつつ、テーマ別のアプローチにより、そこから読みとれる当時の政策、国民の生活や意識を立体的に描き出す。 」
小生は、第1章「国策グラフ『写真週報』の沿革と概要」を担当しました。いつもながらの組織論をベースに、誰が、何を意図して、国民をどう導こうとしたのか、しなかったのか、さらには国民にどのように受容されたのかを論じました。
今年最初の研究成果、初めてのメディア研究の成果。ご一読いただければ幸いです。
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清水 拝