Next: 第三者的機関
Up: 官庁訪問
Previous: 情報の整理状況
これも省庁によりまちまちだが、以下のように2つのタイプに分けられる。
- 前向き派
情報公開法ができれば全面的に従い、それによってより円滑な情報の運用ができることを期待している。
- 慎重派
法律ができても公開・非公開の判断は各省庁が行うべきであり、法と役所の共通の判断基準ができるかどうかがこれからの問題ではないかと考えている。
このような官庁内での情報流通や、管理状況の悪さ、意識のばらつきなどを見てもわかるように、もし近いうちに情報公開法なるものができたとしても、情報を国民に分かりやすく、かつ迅速に提示する用意が官庁側にはないように思われる。
Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997