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セルフサービススタンドとはアメリカの例をとってみた場合、
- 先ずポンプで必要な量を給油した後、レジで料金を支払う。
- 先ずレジへ適当な金額(10ドルや20ドル)を支払う。するとポンプ
が使用できるようになり、必要な量を給油した後、再度レジで清算する。
のどちらかの形式をとっていることが多い。また欧州のセルフサービススタン
ドの普及率のデータを見てみることにする。最も率が高いのはアメリカで86
%。ついで旧西ドイツの84.4%、イギリスの61.8%、フランスの13.
3%となっている。これをみてもわかるようにガソリンスタンドのセルフサー
ビス化は欧州ではすでにあたりまえのこととなっているのだ。また、欧州のセ
ルフガソリンスタンドにはたいがいコンビニエンスストアやファーストフード
店が併設されており、スタンド経営者はこちらの方からも収入を得ているため
にそれほど経営に困っていないらしい。またセルフサービスに伴う火災事故が
増えたという報告はないということである。
Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997