開発環境

開発環境はエディタ、インタプリタ、アプリケーションビルダが一体となっている。それとは別にコンパイラもある。

• エディタ
  • 構文エディタ---文法的に間違ったグラフは書けないようになっている
  • すでに定義されたメソッドのアリティ（引数の数）は自動的に調べてくれる。
• インタプリタ
  • デバッガ内蔵(もちろんビジュアル) ---エラー検出時の停止、ブレークポイント、ステップ実行、停止時のデータの表示と変更など。
  • 停止状態で、各リンクに対応するデータを表示できるので、計算の過程がわかりやすい。
  • 停止状態でプログラムを変更することができる---変更の影響を受けない時点まで遡って再実行できる。
  • トップダウン型開発のサポート---まだ定義されていないメソッドを呼び出すと、自動的に空のメソッドを作ってくれる。
• アプリケーションビルダ
  • プログラムとユーザインターフェースの両方がビジュアルに編集できるので、シームレスUIMSを実現している。
  • ABC (Application Builder Classes) ---他のMacintosh用アプリケーションフレームワーク(MacAppなど)と同等の機能。(Martenではいくつかのフレームワークが用意されている。)