箕原辰夫


アプリケーションの切り替え

Dockを見るとわかるのですが、実行中のアプリケーションのアイコンの下には、 小さな▲マークがついています。 WindowsやUnixなどと異なるのは、複数のドキュメントやウィンドウを開いても、 起動されるアプリケーションは、一つです。 たとえば、Windowsでは、2個のWordを動かすことができますが、Mac OS XではWordは1つしか 起ち上がりません。2個のウィンドウ(ドキュメント)が切り替わるだけです。 これが、Mac OS Xが高速に動く一つの要因かも知れません。 これは、MacOS 7から変わっていません。

■実行中のアプリケーションを切り替える

■アプリケーションの強制終了など

「アクティビティモニタ」は、「アプリケーション」フォルダ→「ユーティリティ」フォルダの下にあります。 プロセスやシステムの稼働状況や、メモリの使用状況、ネットワーク通信の負荷などもみることができます。

■プロセスとしてのアプリケーションを見てみる

アクティビティ・モニタや、端末ではpsコマンドを使います。 psコマンドですべてのプロセスを見たいときは、次のようにコマンドを入力します。

ps -ax (これはすべての動いているプロセスを表示します)
ps -axu (上記と同じですが、加えて、どのユーザのプロセスかも表示します)

Dockについて

■Dockへの登録

基本的にFinderのアイコンを、Dock上にドラッグオンしたり、ドラッグアウトすることで、 アプリケーションをDockに登録したり、削除したりします。 また、登録されたアプリケーションは、右クリックでメニューを出せます。

■Dockのカスタマイズ

「システム環境設定」の「Dock」にて、「左/下/右」のどこに表示するのか、 選択したいアプリケーションを「拡大表示するのか」、使っていないときは、 「自動的に隠す」のかを設定できます。 隠したときは、マウスカーソルをDockの置いてある端に持って行くと、 Dockが現れます。

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