拡張現実感と拡張した心に対応する現実
Augmented Realityの訳である拡張現実感。画像処理や無線タグを用いてアノテーション等を五感に提示する技術と言える。
その一方で、拡張した心(extended mind)という考え方がある。
実空間を情報技術で拡張するだけでなく、情報技術だけでなく様々な心理的道具によって拡張した心に対応できるような実空間をデザインすべきではないか。
ケータイの新しい使い方を編み出している若者達をメディア技術が無いと何も出来なさそうでけしからんだとか躾がなっていない、などと言わずに。
多義的で連続的な空間とするか、多機能でユニバーサルな空間とするか、のどちらかだと思っていたが、アイデアキャンプではセルフビルドの可能性を模索しているのかもしれない。
拡張した心の入門的な本としてはこれが読み易いかも。