サイバネティクスと直接性
建築雑誌 2010年2月号 の
鼎談 月尾嘉男・糸長浩司・日埜直彦 CatalogからDisciplineへ StewartBrandの展開を通して「全地球」を展望する
を再読。
「自然と社会と工学が絡み合った多チャンネルのサイバネティクスというのは具体的に検討可能な問題設定という気がします」という日埜さんの言葉で締めくくられている。
神の視点からの全体の制御というよりは、さまさまなレベルで目標値の設定とフィードバックをしていけば、もうちょっとマシな地球になるんじゃないか。全体としてではなく、個々人や幾つかのスケールで:マルチスケールでということだろうか。
目標値やフィードバックがあると良いのは、勉強とか練習とかダイエットも同じ。そこにどうすれば直接性が生まれるだろうか。