ディベートは、いずれもジャッジによって評価される。ジャッジは通常、理想的なディベートの基準にしたがってそのディベートを評価し、どちらが勝ちそちらが負けたかを決める1人または3人の人たちである。審査基準には、分析(analysis)、推論(reasoning)、エヴィデンス(evidence)、構成能力(organization)、反駁(refutation)、伝達・表現能力(delivary)が含まれている。ときには、そのディベートを聞いた聴衆やクラスメイトがジャッジ役を務めることもある。クラスルームでは良いディベートを行ったか、あるいは、そのディベートに”勝った”側に投票するよう学生に求められるかもしれない。
アメリカでの大統領ディベートや、その他の政策ディベートでは、投票人や普通のアメリカ市民がジャッジである。政策ディベートの後には、誰がディベートに”勝った”かを決定するために投票が行われる。マス・メディアは通常その政策ディベートを評価し、「誰がよいディベートを行ったか」を決める。これは、一般の聴衆の判定に影響を及ぼすことが多い。