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Oktober 17, 2004

バベルの図書館

どんな物語も文字の組み合わせで出来ている。たとえば、英語なら27文字とカンマや空白の記号。その組み合わせを全て試してしまえば、世界中のあらゆる物語は出来あがってしまう。その、文字のあらゆる組み合わせをためして、そのあらゆる本が置いてあるバベルの図書館。勿論、それは無限とも言える数だけど、計算できる以上、無限じゃない。つまり、事実上、過去から未来の世界中のあらゆる物語が、もうこの図書館には蔵書として存在している。

という本を読みました。バベルの図書館です。結構有名な話らしく、最近一度に2人以上がこの本を話題にしていたので、ついつい読んでみました。で、調べてみたらいろいろな人がいろいろな感想を言っていたのですが、特にそれ以上気のきいた感想もないです。

最近じゃ、20代でなんとか賞をとった人のバベルのコンピューターという、翻案ものも有名らしいです。読んでみたら小説なのに、注釈がついてました。こんなのはじめてです。しかも、注釈がついて全部本物っぽくむずかしそうに書いてあるのに、嘘も織り交ぜてあるそうです。これも、いろいろな人がいろいろな感想や分析をしているので、特に言うことはないです。

いや、別にどうせ今ここで何を書いても、どうせバベルの図書館にもう書かれていることなんだ、という気後れで、何も書けないわけじゃないです。きっと。だって。ずっと。でも、どうせあらゆるものがあっても、あまりにも膨大すぎて探せないみたいじゃん。で、それをまた人がなぞるように書く。。。。。なんか、プラトンのイデアみたいな胡散臭い話になってきたので、もうこの辺で。

投稿者 POE : Oktober 17, 2004 09:13 EM

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