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Oktober 22, 2005

望まなくなることは、
望みを低く持つことは
主観的に幸せになるための一歩だと思う。

だけど、幸いなことかどうか、
個人的な幸せの基準に社会の目とかも組み込まれているから、
そんなたやすく不屈の諦観の境地には達せない。

そもそも、社会的な存在であると人間を規定したときに、
規定せざるをえない近代をいまだ生きるぼくたちにとって、
「幸せの基準は自分で決めるの!」と叫んだところで、
それはその文法を社会を通して受容したにすぎない。

(社会なんて言葉を検証もなしに使うのも日記なのでいいよね)

いま、
楽しみなことがたくさんある。
恐れていることもたくさんある。

だけど、
きっといま幸せとまではいかなくても、豊かなんだろうなあ。


明日もどうせ期待はない
夢を伝えることさえ恥ずかしい時代
それでも明日は来るし
夢を叶えてしまう仲間がいるけれど

急な胸騒ぎがするたびに
足を止めたくなる
何かを大きく間違えた気がして
だけどもうすぐ朝日が街を照らす
影を塗りつぶして
空のはじまりを青に染めてゆく
色を選べない僕に居場所は無いのだと
そっと告げるように


なりたくなかった大人になって
夢を笑い話にしか出来なっていた
だけども忘れられない
夢が本当まだいくつも残ってる

いつも通りに歩く街並みも
人に触れるだけで
自分のふがいなさには戸惑う
何が失くしたモノかも忘れてゆく
誰も戦い疲れ
人を求めては今日を生きるのに
距離も計れずいつも傷つけ合ってしまう
きっとこれからも

この手に残したいくつもの
幸せや悲しみを並べて気づいた
この道はどこにも続いていかないと

この手に残ったいくつもの
傷口や烙印が痛んで仕方ない
この道はどこにも続いていかないのに

投稿者 POE : Oktober 22, 2005 09:54 EM

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