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Oktober 16, 2005
動かない電気、そしてハウル
ハウルの動く城をノルウェーっ子と見てきた。どういうわけか、まわりの観客はほとんどの場面でいちいち笑っていた。おかしな顔したり、おかしな動作をするたびに、子供のように笑っていた。ハウルも立派なギャグアニメになれたようです。
僕は二回目だったのだけど、まわりの笑い声とは裏腹に色々と感情移入して見てみました。急に何十歳も年をとってしまったらどうだろうとか、寝ておきてさめてもそれが戻らなかったらどうだろう、とか。まあずっとげらげら笑っているのと同じレベルかな。見る人のレベルを一律で下げてしまう(子供に戻してくれる?)映画のちからは認めなきゃかな。
部屋に帰ると、5つあるうちの窓側のコンセント3つが使えなくなっていました。全てに蛸足を使っているくらいの数の電化製品があるので非常に困る。もちろん部屋中停電ではないので、キャンドルのお世話にはならないで済んだだけマシなのだけど。
寝ておきてさめたら、電気は開通しているでしょうか。少しだけソフィーと自分を重ねて見る、そんな夜です。呪いはいつの日かとけるかな、それとも呪いを受け入れる力を持てる日がくるのかな。
+
そばにはいられない
そんな想い抱えたまま
一人抜け出した街
流れる幸せをただ眺める
右手にはまだ
冷たい指のあと
人差し指のぶんだけ
夜が冷たい
舞い上がる風は
暗闇へ落ち込んで
そう遠くはない
終わりがきらめくのが見えた
国境をさえぎれない歌声でさえ
それが世界を救ったことなんて
たとえば一度もなかった
だけどなお歌い続けたあの人のよう
走り続ける覚悟が
キミには残されていたのかな
放射状に伸びる
世界の道筋を
繕いなおしたなら
離れすぎてしまった世界の果てが
再び繋がるような気がしていた
そんな優しくて
悲しいうそがまた広まってゆく
だけどうそをつき続ける力が
もし残されているのなら
うその世界を生きるのも悪くないよね
ひとり抜け出した街に
何事もなかったかのように
戻れる日が来ることを
たとえば今日は
信じたままうそをつき終えよう
投稿者 POE : Oktober 16, 2005 10:08 EM
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