アメリカへ

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12月20日、年内の授業が終わる。年明けに授業はまだ残っているが、ひとまずの安堵感がある。23日、年明けの欧州出張の旅程を決めるべく、プロジェクトのアシスタントをしてくれているFさんとともにJTBのオフィスに詰める。時間がかかったが、大枠は決まった。私は一足先にJTBを出て、汐留の全日空のオフィスを目指した。私のチケットはそこでとるのが一番面倒がなさそうだったからだ。オフィスを出た瞬間、大きなおなかをした女性が目に入った。顔には何となく見覚えがある。そして、その横を歩く男性を見ると、ミスター・チルドレンのボーカル、桜井氏だった。ミスチルの歌は私もよく聴く。得した気分になった。

クリスマス・イブは妻とゆっくり過ごす。今年は頑張ってビーフシチューを作ってくれた。ケーキはチョコレートの上にイチゴがどっさり乗っかったものだ。私はおいしい料理とワインで上機嫌になり、幸せな気分だった。

25日朝、昨日飲み過ぎたせいか、手足に湿疹が出た。明日から出張ということもあり、病院に行くことにする。ちょうど国際運転免許証の発行が必要だったので、鮫洲の病院に行く。何となく行った病院だったが、小児科が併設されているので大騒ぎである。診察では血液検査を行う。白血球がやや少ないが、それほど問題ないだろうということで、抗ウイルスの飲み薬と塗り薬をもらう。

鮫洲の運転試験場で国際運転免許証をもらうために受付に行くと、外国人がたくさんいて、それぞれ受付の人たちともめている。私と妻がアメリカで運転免許証を取得するのが大変だったように、日本に来る外国人も苦労しているのだということに気がついた。役所はどこでも役所だ。しかし、彼らがルールの守護神でもある。いったん帰宅後、食料品の買い物などをして過ごす。

26日、今日はロスへ行く日だ。なぜロスに行くのか。主要な目的はレーガン元大統領の図書館で資料を探すことである。大阪大学のエルドリッヂ先生が、アメリカの各大統領の図書館を回って資料を集めていることに触発されたものだ。レーガン図書館はロスの郊外にあり、そこへ行ってインテリジェンスの資料がないか探したい。

しかし、これには別の理由もある。というのはちょうどロス往復をすると、来年もスター・アライアンスのゴールド・カードがもらえるのだ。今年はたくさん出張をしたのだが、JALに乗る機会が多かった。そのため、来年もゴールド・カードを得るには1万マイルちょっと足りない。ちょうど良い機会なので穴埋めしようというわけだ。だいぶ前に安いチケットを買っておいたので、金銭的な負担はそれほど大きくない。まだ行ったことのないロスに行けるというのも良いチャンスだ。

フライトは夕方なので、14時20分品川発の成田エクスプレスを予約してある。午前中は産経新聞のコラムを仕上げ、國領二郎先生からの宿題を片付けた。

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このページは、taiyoが2007年12月27日 05:41に書いたブログ記事です。

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