トルコ行き依頼
11月26日、阿川学部長からメールが来て、村井純常任理事の代わりにトルコの首都アンカラに行き、シンポジウムでサイバーテロ対策について話をしてこいとのご下命があった。しかし、開催日が3月10日と11日というのがいただけない。3月1日にボストン入りする予定だったので、おそらくまだ生活は安定していないだろう。そんな段階でやるのはあまり得策には思えない。数日考えていったんはやめようと決めた。しかし、トルコという国には興味があるし、これまでとは全然違う人のネットワークができそうだということもあり、行くことにする。
村井研の秘書に連絡すると、日本国際問題研究所の藤原稔由事務局長を紹介される。藤原さんは外務省時代にトルコ駐在が長かったようだ。シンポジウムを主催するムスターファ・キバールオール先生が東大の鈴木達二郎先生に相談したら村井理事が紹介されたようで、村井理事は日程が合わないので阿川学部長に話を振り、阿川学部長はサイバーテロ対策なんて分からないから私に話を持ってきた。その間、キバールオール先生は村井理事から返事が来ないので、別の会議で会った藤原さんに連絡し、藤原さんが村井研をつついてせかしたということらしい。
藤原さんにメールを出したものの、数日返事が来ない。おかしいなと思ったものの、忙しさにかまけて放っておいたら日曜日になって返事が来た。なんと入院して手術を受けられていたとのこと。
藤原さんからキバールオール先生に連絡してもらい、その返事が藤原さん経由で転送されてきた。トルコ語での返事なので、藤原さんが翻訳を付けてくれた。それによると、費用は(妻の分も含めて)全部負担してくれるとのこと。これで費用の心配をする必要が無くなった。後は、いつ行くかだけだ。
キバールオール先生に私からも返信を書き、喜んで参加すると伝える。二日ほどしてから返信があり、正式な招待状を送るとのことである。程なくして事務スタッフをしているトルコ海軍のキャプテン(大佐か、一佐か、大尉か不明)からメールをもらう。15日土曜日に二つまとめて返事をする。
不思議なのは、私の「blood group」について書けと書いてあることだ。これは血液型のことなのか、あるいはエスニックなグループのことなのか、よく分からないので、返信に質問として書き込む。
この土曜日はちょうど藤沢市民講座があった日で、キャンパスに学生の数は少ない。メディア・センター(図書館)に行って、ボストンとアンカラに関係するガイドブックや本を9冊借りてきた。暇なときに読み進めよう。もちろん、暇なんか作らないとないのだが。
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