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『上原勇作日記 大正6年~昭和6年』

 51APfJr24VL._SL500_AA300_.jpg 尚友倶楽部編『上原勇作日記』芙蓉書房出版、2011年

 10年越しの仕事が形になりました。

 二個師団増設問題から陸相を辞職、第二次西園寺内閣の総辞職から大正政変にいたる流れを作ったことで知られる上原。その後、大正6年から昭和6年にいたる日記からは、彼の像がやや違って見えてきます。いわゆる統制派と皇道派の構造理解も、それに応じて変わってくるように思います。

 櫻井良樹先生、小林道彦先生、今津敏晃さんをはじめ、尚友倶楽部の上田和子さんをはじめ翻刻の過程でお世話になったみなさま、なにより原蔵者であり、本資料をいまに伝えてくださった上原家のみなさまに感謝しつつ。
 

コメント (1)

清水:

『明治時代史大辞典』1 あ~こ(吉川弘文館、2011年)にも「後藤新平」「北垣国道」「安楽兼道」「岡崎邦輔」「小川平吉」などを書かせて頂きました。長野出身の「伊藤大八」を担当できたのは、うれしいことでした。

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2011年12月20日 00:57に投稿されたエントリーのページです。

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