2013年度担当講義
4月になりました。
本年度担当講義は以下のとおりです。
<春学期>
・近代史(日本政治外交史)
幕末以後、戦後復興に至るまでの政治過程を、統治構造、リーダーシップ、政治判断、
人材育成、社会構造、国際情勢から考えることで、現在、日本が有しているさまざまな
長所と短所、利点と課題がどのように生まれてきたのかを考えます。
今年はリマークシステムに加えて、新たなインタラクションの仕組みを入れます。
・ライティング技法ワークショップ
オーラル・ヒストリーの実践を軸とした、仮説発見、技法獲得のためのワークショップ。
座学→実践の繰り返しで、研究をつかんでいきましょう。
今年も楽しくやりたいと思います。
・研究会1(日本政治外交研究)
現代日本の政治構造、政策課題を、近代・現代の歴史的視野にたち、事実経過・
経緯を重視しながら理解し、解法を探っていきます。
春学期は、基礎的な構造・形成過程の理解を深めるため、輪読とディスカッションを
中心に進めていきます。4年生の卒業論文報告も交えます。
秋学期は、個別事例のケーススタディを行い、翌年度の個人研究に繋げていきます。
・研究会2(オーラル・ヒストリー)
オーラル・ヒストリーを用いた個人研究、共同プロジェクトを実施します。
加えて、「聞くこと」の意味、「聞くこと」の方法を吟味していきたいと思います。
・卒業プロジェクト1・2
卒業制作指導を希望される方は、原則として、いずれかの研究会を2学期以上
履修して下さい。
・日本研究(Japan Studies)(大学院)
日本を理解し、日本を研究し、『問題解決先進国』としての日本モデルを打ち出し、
発信する「新しい日本研究」の入口をとなるプロジェクトです。
土屋大洋先生、加茂具樹先生、阿川尚之先生と共同で行います。
・グローバル・ガバナンスとリージョナル・ガバナンス(大学院)
研究計画書、中間研究報告、最終研究報告を行います。
GRプログラムの全体会合です。
<秋学期>
・政策デザインワークショップ
政策研究の手法をがっちりと学ぶことを目的としたワークショップです。
昨年は政治参加をテーマに取り組みました。今年は、参院選以後の
動向をみて考えます。
・ガバナンス論(大学院)
ガバナンスの実態を資料にもとづいて読み解き、明らかにしていきます。
昨年は衆議院事務局の議員官僚日記を軸に、消費税導入過程の
分析に取り組みました。こちらも参院選後の動向を踏まえて題材を
考えます。
・研究会1、2、卒業制作、日本研究、GR
春学期を参照してください。
開講日・詳細は、時間割・シラバスを参照して下さい。
今年もヴィヴィットで面白い学生諸君とお目にかかれることが楽しみです。
清水 拝