ゼミ合宿@潮来(9月10~12日)
恒例のゼミ合宿に行ってきました。
今年の合宿地は、茨城県潮来(いたこ)。霞ヶ浦から流れ出す北利根川を臨む水郷。
江戸中期までは水運の中心地として栄えたものの、坂東太郎の大暴れで流れが変わり、その役を佐原に取って変わられてしまったのだとか。今は、菖蒲と舟に乗っての橋巡りが観光の目玉。光琳蒔絵の今写し、ですね。
もっとも、わがゼミは観光など予定されるはずもなく、到着直後から秋学期に向けた個人研究発表大会。利益団体から冷戦構造まで、齋藤隆夫から丸山眞男まで、ニュージーランドからインド留学報告まで、多彩な発表が2日にわたって展開。
その間、ゼミ生諸君はインゼミに向けた準備も水面下で進行。最終日のインゼミ準備・ダメ出し大会は、準備の甲斐あってか早々に集結。結果、残り時間で予想外の観光(散歩?)を敢行。重要文化財の鐘楼を有する長勝寺へ(徒歩15分)。頼朝の開基、芭蕉も訪れたという、由緒ある古刹。ありがたし。
秋学期の見通しがつき、ゼミ生の仲も深まり、意義のある合宿でした。
来年は計画して観光してもいいかな(笑)。