宇和島に行ってきました。なんと今年3度目の宇和島です。行くたびにどんどん好きになる、素敵な町です。
今回の宇和島入りは、地域に学生が入り、活性化の方法を提案する「スタディツアー」引率のため。このプログラムは今年で4年目。すでに長崎、宮古島、飛騨高山などで多くの実績を上げています。これまでは地域振興や観光政策が専門の先生がなさってきたのですが、2月に宇和島のシンポジウムに参加したことから担当の先生方にお声がけ頂き、参加することになりました。清水ゼミからも2名の学生が参加しました。
これまで、市内はずいぶんと見させてもらいましたが、今回初めてだったのが離島。よく晴れた日に伺うことができまました。愛媛は長崎に次いで島の多い県だとは知っていましたが、宇和海の島々は想像をはるかに超えて美しいものでした。日本百景に選ばれている遊子水荷浦の段畑も、船上から見させてもらいました。
午後は藤原純友の乱で知られる日振島へ。今はハマチと鯛の養殖が盛んです。公民館の方から、純友にまつわるお話も聞かせて頂きました。土塁に囲まれた城跡があり、記念碑(同県出身の山下亀三郎が建立)があるものの文書史料に欠けるため史跡に認定されていないとのことでした。
圧巻は沖ノ島。はまゆうが植えられた島は、別世界でした。島の歴史を伺いながら眺める砂浜は、大きなヒントを与えてくれました。
翌日は宇和島市役所の大ホールをお借りして中間報告会。会場は地元の方、高校生(100人!)、市役所の方で埋まり、市長も最後まで学生の報告に熱心に耳を傾けてくださいました。市役所をはじめ、お世話になったみなさまに心から感謝申し上げます。
最終成果報告会は11月。学生たちのさらなる探求が楽しみです。がんばろう。