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オーラル・ヒストリーの方法論をめぐって

 ずっとやりたいと思っていた課題に着手しました。

 経験則に大きく依拠してきたオーラル・ヒストリーの方法論を、もう少し実証的に考え、議論することができないだろうか。そのためにはどのような方法があるのだろうか。講義・ワークショップ・研究会で、オーラル・ヒストリーを教育に活用する意義を再認識すればするほど、その必要性を感じていました。

 このひとつの解答として、同僚の諏訪正樹さんと共同研究をはじめました。昨年11月にSFC-ORF2013でポスター発表をしたのち、今年3月に認知科学の研究会で2度、研究発表をさせていただきました。

 清水唯一朗,、諏訪 正樹「身体知の観点から聴き手ー話し手の関係を捉える―オーラル・ヒストリーメソッドの再検討ー」
  第18回身体知研究会、於、千葉大学
  http://www.jaist.ac.jp/ks/skl/activity/pg112.html

 諏訪正樹、清水唯一朗「対話によるコミュニケーションの発生と展開-ひとはいかにして打ち解け,想いを語るか?-」
  第8回ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会年次大会、於、国立情報学研究所
  http://www.ieice.org/~vnv/activity.php

 共同研究にあたっては、SFCの地元・湘南台にある人気パスタ店「ニューオリンズ」の松本さんにご協力いただきました。その成果も冊子として刊行しました。

R0028319.JPG

 こちらは、SFCの卒業生にとっては垂涎の作品かもしれません!

 夏には、改めて論文にして世に問うことができると思います。

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2014年04月30日 13:49に投稿されたエントリーのページです。

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