SFC授業シラバス「ワークショップデザイン」(2017)
今年の秋学期も、「ワークショップデザイン」を開講します。2014年から開講され、今回4年目となるこの授業は、座学的なレクチャーはほとんどなく、履修者たちの活動がベースで展開されるきわめて実践的な授業で、履修者からも好評のものです。
授業は2コマ連続(3時間)で7週間で一気に駆け抜けます。履修者はグループを組み、オリジナルなワークショップをデザインし、他の履修者に対して実際に実施します。その体験を履修者全員で振り返りながら、ワークショップの設計と実施についての実践知を学んでいきます。
学ぶ内容・素材が、学び手たちの活動から生まれるという意味で、まさに「創造的な学び」であり、オートポイエティックな仕組みの授業です。
来年度は開講されず、次回開講は再来年もしくはその翌年になる予定なので、興味がある人は今年履修してください。
ワークショップデザイン【学期後半】
2017年度秋学期(学期後半)火曜日3・4時限
担当:井庭 崇
【主題と目標/授業の手法など】
「対話による学び」や「つくることによる学び」の場をどのようにつくればよいのでしょうか? 本講義では、その場のひとつのかたちとして「ワークショップ」(workshop)の可能性を考えます。
現在、いろいろな種類のワークショップが開かれていますが、それらのワークショップの背後にはどのような設計意図や工夫があるのでしょうか? また、自分たちがワークショップをつくるときには、何をどのように考えればよいのでしょうか? そして、ワークショップのファシリテーションにおいては、何に気をつければよいのでしょうか?
これらのことを考え・学ぶために、授業と並行して、ワークショップを考案・設計するグループワークを行います。授業の後半では、他の履修者を対象に、自分たちの考案・設計したワークショップを実施します。これにより、「ワークショップデザイン」の感覚・スキルを実践的に高めたいと思います。最終的には、履修者ひとりひとりがつかんだワークショップ・デザインの秘訣を、パターン・ランゲージの形式でまとめ、自分たちの実践につなげる準備を行うことにします。
【授業計画】
第1回 イントロダクション
授業の内容、進め方について理解します。
第2回 ワークショプ体験と設計意図
ワークショップを実際に体験し、その設計意図について考えます。
第3回 ワークショップ・デザイン論 #1
ワークショップのつくり方について学びます。
第4回 ワークショップ・デザイン論 #2
ワークショップをより効果的にするための考え方について学びます。
第5回 ワークショップ実践 #1
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第6回 振り返り・ディスカッション #1
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第7回 ワークショップ実践 #2
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第8回 振り返り・ディスカッション #2
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第9回 ワークショップ実践 #3
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第10回 振り返り・ディスカッション #3
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第11回 ワークショップ実践 #4
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第12回 振り返り・ディスカッション #4
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第13回 ワークショップ実践 #5
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第14回 振り返り・ディスカッション #5
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
その他
グループワーク, 宿題, レポート
【提出課題・試験・成績評価の方法など】
成績評価は、グループワークへの貢献、授業中の演習・議論への参加、宿題、期末レポートから総合的に評価します。
【履修上の注意】
授業時間外にグループワークの活動をすることが求められます。
【教材・参考文献】
『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』 (井庭 崇 , 梶原 文生, 翔泳社, 2016年)
『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』(井庭 崇 編著, 中埜博, 江渡浩一郎, 中西泰人, 竹中平蔵, 羽生田栄一, 慶應義塾大学出版会, 2013)
『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇, 井庭研究室, 慶應義塾大学出版会, 2013)
『ザ・ネイチャー・オブ・オーダー:建築の美学と世界の本質 ― 生命の現象』(クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 2013)
授業は2コマ連続(3時間)で7週間で一気に駆け抜けます。履修者はグループを組み、オリジナルなワークショップをデザインし、他の履修者に対して実際に実施します。その体験を履修者全員で振り返りながら、ワークショップの設計と実施についての実践知を学んでいきます。
学ぶ内容・素材が、学び手たちの活動から生まれるという意味で、まさに「創造的な学び」であり、オートポイエティックな仕組みの授業です。
来年度は開講されず、次回開講は再来年もしくはその翌年になる予定なので、興味がある人は今年履修してください。
ワークショップデザイン【学期後半】
2017年度秋学期(学期後半)火曜日3・4時限
担当:井庭 崇
【主題と目標/授業の手法など】
「対話による学び」や「つくることによる学び」の場をどのようにつくればよいのでしょうか? 本講義では、その場のひとつのかたちとして「ワークショップ」(workshop)の可能性を考えます。
現在、いろいろな種類のワークショップが開かれていますが、それらのワークショップの背後にはどのような設計意図や工夫があるのでしょうか? また、自分たちがワークショップをつくるときには、何をどのように考えればよいのでしょうか? そして、ワークショップのファシリテーションにおいては、何に気をつければよいのでしょうか?
これらのことを考え・学ぶために、授業と並行して、ワークショップを考案・設計するグループワークを行います。授業の後半では、他の履修者を対象に、自分たちの考案・設計したワークショップを実施します。これにより、「ワークショップデザイン」の感覚・スキルを実践的に高めたいと思います。最終的には、履修者ひとりひとりがつかんだワークショップ・デザインの秘訣を、パターン・ランゲージの形式でまとめ、自分たちの実践につなげる準備を行うことにします。
【授業計画】
第1回 イントロダクション
授業の内容、進め方について理解します。
第2回 ワークショプ体験と設計意図
ワークショップを実際に体験し、その設計意図について考えます。
第3回 ワークショップ・デザイン論 #1
ワークショップのつくり方について学びます。
第4回 ワークショップ・デザイン論 #2
ワークショップをより効果的にするための考え方について学びます。
第5回 ワークショップ実践 #1
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第6回 振り返り・ディスカッション #1
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第7回 ワークショップ実践 #2
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第8回 振り返り・ディスカッション #2
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第9回 ワークショップ実践 #3
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第10回 振り返り・ディスカッション #3
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第11回 ワークショップ実践 #4
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第12回 振り返り・ディスカッション #4
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
第13回 ワークショップ実践 #5
グループで考案・設計したワークショップを、他の履修者を対象に実施します。
第14回 振り返り・ディスカッション #5
実施したワークショップについて振り返り、議論します。
その他
グループワーク, 宿題, レポート
【提出課題・試験・成績評価の方法など】
成績評価は、グループワークへの貢献、授業中の演習・議論への参加、宿題、期末レポートから総合的に評価します。
【履修上の注意】
授業時間外にグループワークの活動をすることが求められます。
【教材・参考文献】
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