2008年4月アーカイブ

ソースマネジメントを中心としたセキュアで生産性の高い
ITエンジニア間の協調開発プラットフォームについての提案をする。

協調開発プラットフォーム(PDF)

グローバル経営の進化により企業のステークホルダーである株主の主張が一般的なものとなり企業経営の合理化が進められている。合理化によるグローバルなリソースマネジメントが進み終身雇用制の崩壊と共に従業員の会社への帰属意識が薄まり、また国民にとって年金問題に象徴される社会保障など信じていたものが信頼できない時代となった。自身のことは自身で守らなければならない社会が形成され、IC(Independent Contractor)といわれる個人企業など就労方法が多様化している。都心においては通勤時間の無駄や通勤ラッシュによる毎日のストレスから解放されるために企業のテレワーキングも進んでいる。もはや正社員として毎日会社へ同じ時間に通勤するのは、会社における既得権益を守るための上下関係の維持、あるいは終身雇用制や社会を盲目的に信じてきた過去の時代と言えるかもしれない。情報化の発展により様々な価値がフラット化している社会において、個人のアイデンティティも会社における役職などと乖離している。会社においての役割は自身の生活を営むために必要な収入としての手段に過ぎず、自身のアイデンティティは会社以外の場に求めブログやSNSなどネットワーク文化が発達している。雇用形態が多様化する社会においては、既存の概念にとらわれず多様化する人材を活用するダイバシティ・マネジメントの発想で個人の力をネットワークで集約するプラットフォームが期待される。ダイバシティ・マネジメント・プラットフォームにより人材と企業、それぞれのニーズをマッチングし創造的で効率的なワーキングパワーに集約できると考える。例えば、20代の人材と50代の人材ではスキルが同じだとしても個々が持つ特徴や期待は大きく異なるはずであるが、企業における合理化とはこれらをスキルに合わせ同一のワクに収めるに過ぎない。個人のアイデンティティを大事にし一人一人が豊かな気分で仕事に参加できるようなプラットフォームを開発したい。

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