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2010年01月 アーカイブ

2010年01月01日

新年のご挨拶(1月1日)

 いつも当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
 
 本年も研究に、教育にがんばって参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

                                2010年1月1日 清水唯一朗

清水研究室の2009年

 2月  「政治の安定、官僚の安泰?―二大政党時代と官僚」(『三田評論』1120号)
     「明治日本の官僚リクルートメント―その制度、運用、実態―」(『法学研究』82巻2号)

 3月  「歴史検証 戦前の政党が政治任用で失敗した理由」(『WEDGE』21巻4号、談話)

 4月  日本政治外交(JPD)ゼミ第3期、開講。オーラル・ヒストリーゼミ第1期、開講。
     研究室整備完了。ゼミ生による研究室利用を開始。
     「オーラル・ヒストリーの可能性―仮説の発見と実証―」
                                  (RPSPP Discussion Paper No.4)

 5月  学会報告「政官関係の歴史的展開―行政国家の誕生と政党政治の創業―」
                                             (日本行政学会)

 6月  講義「総合政策学の創造」において政策コーカスを実施。2年目。

 7月  講演「政策研究とオーラル・ヒストリー―その現状と課題―」(防衛省防衛研究所研究会)
     ゼミ2期生の成果を『日本政治外交研究』2号として刊行。

 8月  「政権交代すればハッピーなのか」(『WEDGE』21巻9号、談話)
     「次世代人材育成・研修会」(吉野作造記念館)に講師・コーディネーターとして参加。
     8.30総選挙に多くのゼミ生がさまざまな形で関与。

 9月  JPDゼミ合宿@伊豆長岡。
     オーラル・ヒストリーゼミ合宿@河口湖
     慶應義塾大学ウインドアンサンブルOB吹奏楽団第7回定期演奏会にて演奏。
     東京大学菅原ゼミとの第3回インゼミを実施。
     「政のかたち 官のすがた 政治主導の政治史」(『WEDGE』21巻10号)
     「日本研究と台日関係」国際フォーラムにコメンテーターとして参加。
     SFC初の宿泊型講義「福沢諭吉と現代2」がスタート。

 10月 「『過去官僚』、官邸下支え」(『朝日新聞』10月6日付朝刊、談話)
     連合三田会大会、幹事学年として参加。
     「政のかたち 官のすがた 『内閣主導』実現なるか」(『WEDGE』21巻11号)

 11月 講演「逗子市民大学 「日本近代史」」
     「政のかたち 官のすがた 過去官僚と現在官僚」(『WEDGE』21巻12号)
     研究報告「政治主導と官僚主導の150年」(先端公共政策研究会)

 12月 講義「総合政策学の創造」において政策コーカスを実施。2年目。
     「事務次官いる?いらない?」(『朝日新聞』12月19日付朝刊、談話)
     「政のかたち 官のすがた 予算膨張は政党政治の必然か?」(『WEDGE』22巻1号)
     「大正・昭和の政治史に関するデータベース」(『日本歴史』740号)

 身長 2mm成長。
 体重 1kg成長。今年もすこやかに。
 

2010年01月20日

「政治家の領分、官僚の領分」(『WEDGE』2月号)

  WEDGE22-2.jpg 『WEDGE』2月号

 『WEDGE』の連載「政のかたち 官のすがた」も最終回。これまでの連載をふまえて、明治、大正、昭和の政官関係を俯瞰しなおしました。同僚の渡辺頼純先生も、FTAについての論考を寄せられています。

 秋学期の講義も昨日で終了。これからが勝負です。

2010年01月30日

頂き物―『変貌する日本政治』『政治の終わり、政治の始まり』『東アジアの国際関係』

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 御厨貴編『変貌する日本政治―90年代以後「変革の時代」を読みとく』勁草書房、2009年

 執筆者のみなさんからいただきました。ありがとうございます。
 政治学を中心に、宗教学、経済学、若手からベテランまでのメンバーで開かれた「90年代研究会」の成果。当初、私もメンバーに入れていただいていたのですが、今回はオブザーバーにしてもらいました。しかし、この出来映えを見ると、自分ももう少しがんばっておけばよかったかと悔やまれます。

 目次
  序 章 九〇年代とは何か(御厨 貴)
  第1章 自民党政治自壊の構造と過程(菅原 琢)
  第2章 小沢一郎と政界再編(山本 健太郎)
  第3章 国民政党に脱皮できなかった公明党と創価学会(島田 裕巳)
  第4章 もうひとつの政界再編(砂原 庸介)
  第5章 内閣官房の組織拡充(高橋 洋)
  第6章 だれが「更迭」されるのか(手塚 洋輔)
  第7章 安全保障政策の変容と行動空間の拡大(佐橋 亮)
  第8章 「先送り」の研究(竹中 治堅)
  第9章 日本銀行法改正による政策決定過程の変化(翁 邦雄)
  第10章 九〇年代のバブル崩壊と二一世紀の投票行動(小幡 績)

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 御厨貴『政治の終わり、政治の始まり―ポスト小泉から政権交代まで』藤原書店、2009年

 著者の御厨先生からいただきました。ありがとうございます。
 帯の吹き出し「グッバイ、自由民主党!」で一躍話題に。話題といえば、先日の『日経』経済教室の「学級会政治」も話題でした。

<出版社サイトより>
 自民党の「末期3政権」とは何だったのか?
 「政権交代」の行方を見据えるための必須の「総括」。

 目次
  本書関連年表(2005~2009)
  序 政治の終わり、政治の始まり
  1 安倍晋三政権――イデオロギーの空転
  2 福田康夫政権――末期自民党政治の「小春日和」
  3 麻生太郎政権――グッドルーザー
  終 「壊死」した国家を再生できるか――明治維新の原動力を振り返る
  〔附〕宰相の器を問う〈連続インタビュー〉
   中曽根康弘/塩川正十郎/渡邉恒雄 聞き手=御厨貴
  歴史と現代の往還――あとがきにかえて

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 大矢根聡編『東アジアの国際関係—多国間主義の地平—』有信堂、2009年

 著者のおひとり、土屋大洋先生からいただきました。ありがとうございます。
 国際政治学会のセッションが元になっているとのこと。すばらしい。

 序章 東アジア地域協力の展開——多国間主義の視点による分析へ:大矢根聡
 第1章 中国の多国間主義:現実的リベラリズム?——「中国の台頭」下における新たな役割の模索:浅野亮
 第2章 貿易分野における中国の多国間主義——「協力と自主」の現れとしてのWTO対応:川島富士雄
 第3章 世界情報社会サミットと中国外交——インターネット・ガバナンスをめぐる単独主義?:土屋大洋
 第4章 多国間主義とインド外交——核保有と経済成長:竹中千春
 第5章 大国化するインドにおける多国間主義の動揺——現代「実利」外交の展開:伊藤融
 第6章 韓国におけるFTA戦略の変遷——多国間主義の推進と挫折:磯崎典世
 第7章 タイの多国間主義外交——経済外交の変化と持続:永井史男
 第8章 オーストラリア対外経済政策の転換——多国間主義から二国間主義へ:岡本次郎
 第9章 ASEAN外交の改革と東アジア共同体の功罪——政府志向の多国間主義から市民志向の多国間主義へ:勝間田弘
 第10章 アメリカの多国間主義をめぐるサイクル——消極的関与と急進的追求の振幅とその背景:大矢根聡

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