竹中平蔵×井庭崇 対談:「政策言語」の提案とプロトタイピング(2)
2010年11月27日に「パターンランゲージ」の授業で行った特別対談 “政策のパターンランゲージに向けて” では、竹中平蔵先生のもつ政策形成の実践知を、「政策言語」(Policy Language)としてまとめることを試みた。
※ この対談の概要と制作のプロセスについては、記事「竹中平蔵×井庭崇 対談:「政策言語」の提案とプロトタイピング」を参照してほしい。また、この対談の映像が、SFC-GC(Global Campus)で公開されているので、そちらも参照してほしい(第07回と第08回のところ)。
以下では、この対談で作成した「政策言語」のプロトタイプの内容について、具体的に紹介していくことにしたい(これらは、あくまでも内容や表現を洗練する前のプロトタイプである)。
今回作成したプロトタイプは、全部で18個。まず、全体像は、以下のとおり。
>
A リーダーシップ
1. リーダーのパッション
2. 過去を問うな(今をベストに)
3. 舞台の上での印籠
4. リアクティブからプロアクティブへ
B 開かれた政策
5. もめごとをつくれ
6. Policy Windowをひらく
7. シンプルな政策
C 政策のつくり込み
8. 大きなところで間違えるな
9. 具体的アジェンダ
10. 戦略は細部に宿る
D. 複雑性の縮減
11. ゴミ箱をひっくり返す
12. CPU(Communication Policy Unit)
13. ポリシー・ウォッチャー
E. 自律分散型社会
14. 現場の重視
15. 民間でできることは民間で
16. 民間でリスクを
17. 受益と負担の一致
18. 自助自立
次に、各パターンの内容を紹介することにしよう。対談の時に書いた走り書きなので読みづらいと思うが、現段階の記録として写真を掲載することにしたい。
政策言語の各パターンは、現段階では、その本質的な要素である「Context」、「Problem」、「Solution」から成り立っている。つまり、どのような状況(Context)においてどのような問題(Problem)が生じるのか、また、その問題をどう解決(Solution)すればいいのかが、セットになって記述されている。加えて、その内容を示す象徴的で覚えやすい「名前」(Pattern Name)がつけられている。
パターンの作成にあたっては、「Context」を青、「Problem」を緑、「Solution」を黄色の紙に書いて色分けしながら記述していった。Contextは、他のパターンとの関係で決まるものなので、現段階では空白のままのものが多い。
A リーダーシップ
1. リーダーのパッション
2. 過去を問うな(今をベストに)
3. 舞台の上での印籠
4. リアクティブからプロアクティブへ
B 開かれた政策
5. もめごとをつくれ
6. Policy Windowをひらく
7. シンプルな政策
C 政策のつくり込み
8. 大きなところで間違えるな
9. 具体的アジェンダ
10. 戦略は細部に宿る
D. 複雑性の縮減
11. ゴミ箱をひっくり返す
12. CPU(Communication Policy Unit)
13. ポリシー・ウォッチャー
E. 自律分散型社会
14. 現場の重視
15. 民間でできることは民間で
16. 民間でリスクを
17. 受益と負担の一致
18. 自助自立
以上が、今回作成した政策言語のプロトタイプである。政策言語のイメージを少しでもつかんでいただけただろうか?
SFC「パターンランゲージ」特別対談 “政策のパターンランゲージに向けて”
対談:竹中 平蔵 × 井庭 崇
日時:2010年11月27日(土)3・4限(13:00〜16:15)
会場:慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC) 大学院棟 τ(タウ)12教室
※ 当日の資料/映像は、SFC Global Campus の「パターンランゲージ」授業ページで一般公開されます(無料)。
※ この対談の概要と制作のプロセスについては、記事「竹中平蔵×井庭崇 対談:「政策言語」の提案とプロトタイピング」を参照してほしい。また、この対談の映像が、SFC-GC(Global Campus)で公開されているので、そちらも参照してほしい(第07回と第08回のところ)。
以下では、この対談で作成した「政策言語」のプロトタイプの内容について、具体的に紹介していくことにしたい(これらは、あくまでも内容や表現を洗練する前のプロトタイプである)。
今回作成したプロトタイプは、全部で18個。まず、全体像は、以下のとおり。
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A リーダーシップ
1. リーダーのパッション
2. 過去を問うな(今をベストに)
3. 舞台の上での印籠
4. リアクティブからプロアクティブへ
B 開かれた政策
5. もめごとをつくれ
6. Policy Windowをひらく
7. シンプルな政策
C 政策のつくり込み
8. 大きなところで間違えるな
9. 具体的アジェンダ
10. 戦略は細部に宿る
D. 複雑性の縮減
11. ゴミ箱をひっくり返す
12. CPU(Communication Policy Unit)
13. ポリシー・ウォッチャー
E. 自律分散型社会
14. 現場の重視
15. 民間でできることは民間で
16. 民間でリスクを
17. 受益と負担の一致
18. 自助自立
次に、各パターンの内容を紹介することにしよう。対談の時に書いた走り書きなので読みづらいと思うが、現段階の記録として写真を掲載することにしたい。
政策言語の各パターンは、現段階では、その本質的な要素である「Context」、「Problem」、「Solution」から成り立っている。つまり、どのような状況(Context)においてどのような問題(Problem)が生じるのか、また、その問題をどう解決(Solution)すればいいのかが、セットになって記述されている。加えて、その内容を示す象徴的で覚えやすい「名前」(Pattern Name)がつけられている。
パターンの作成にあたっては、「Context」を青、「Problem」を緑、「Solution」を黄色の紙に書いて色分けしながら記述していった。Contextは、他のパターンとの関係で決まるものなので、現段階では空白のままのものが多い。
A リーダーシップ
1. リーダーのパッション
2. 過去を問うな(今をベストに)
3. 舞台の上での印籠
4. リアクティブからプロアクティブへ
B 開かれた政策
5. もめごとをつくれ
6. Policy Windowをひらく
7. シンプルな政策
C 政策のつくり込み
8. 大きなところで間違えるな
9. 具体的アジェンダ
10. 戦略は細部に宿る
D. 複雑性の縮減
11. ゴミ箱をひっくり返す
12. CPU(Communication Policy Unit)
13. ポリシー・ウォッチャー
E. 自律分散型社会
14. 現場の重視
15. 民間でできることは民間で
16. 民間でリスクを
17. 受益と負担の一致
18. 自助自立
以上が、今回作成した政策言語のプロトタイプである。政策言語のイメージを少しでもつかんでいただけただろうか?
SFC「パターンランゲージ」特別対談 “政策のパターンランゲージに向けて”
対談:竹中 平蔵 × 井庭 崇
日時:2010年11月27日(土)3・4限(13:00〜16:15)
会場:慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC) 大学院棟 τ(タウ)12教室
※ 当日の資料/映像は、SFC Global Campus の「パターンランゲージ」授業ページで一般公開されます(無料)。
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