井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

研究者としての自分のライフワーク

研究者としての自分のライフワークを、一体何にするのか?


かれこれ5年ほど悩んできたが(相当悩んだ)、

ここ最近、だいぶ定まってきた気がしている。


そのテーマは、人類の歴史的なスケールの射程をもつが、

今、取り組むべきことは明確に手元にある。


僕に貢献できることもあるが、

自分が生きているうちにはとても解決しないような壮大な話。


そして、学問分野をかなりまたぐので、

まっとうな研究者は取り組もうとは思わない。


しかし、僕にとっては、昔からの興味も

最近の研究も、広く包含する。

そんなテーマだ。



ここに行き着くことができたのは、

今年僕が触れた熱き探究者たち(研究者もいれば技術者もいる)

から受けた知的な刺激があったからだ。

本当に感謝が尽きない。



具体的な大きな成果を生み出せないまま、年末に突入している2010年だが、

なかなかよい年末かもしれない。
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