SFC「創造社会論」(2016年度春学期前半)シラバス
SFCで2016年度春学期前半(4・5月)に、「創造社会論」(水1・2)を担当します。
毎回魅力的なゲストとがっつり対談するという一風変わった授業です。モノローグ的な講義ではなく、グループワークの授業でもない、ダイアローグなスタイル。毎回きっと、物の見方や世界観がゆさぶられると思います。
新1年生から4年生まで、すべての学年が対象です。特に前提知識・スキルは入りません。今年取り上げるテーマと、お呼びするゲストは、今年限りです。
履修者選抜のエントリー〆切は、2016年4月11日(月) 15:00。詳しくは公式シラバスを参照してください。
「創造社会論」(井庭 崇)
【学期前半】2016年度 春学期 水曜日1・2時限(2単位)
【主題と目標/授業の手法など】
これからの社会は、どのような社会になるのだろうか? 本講義では、これからの社会を、人々が自分たちで自分たちのモノや仕組みを創造する「創造社会」(Creative Society)になるという想定から出発する。創造社会では、誰もがさまざまな分野・領域で「つくる」ことをごく当たり前に行うようになる。そして何よりも、「つくる」ということが、生活・人生の豊かさや幸せを象徴するようになると思われる。
かつてインターネットの登場によって始まった「情報社会」では、生活が変わり、組織が変わり、社会が変わった。同様に、「創造社会」の到来でも、生活・組織・社会のあり方が大きく変わることになるだろう。そこで、その変化とはどのようなものなのか、そして、それらの変化は何をもたらすのかを考えることは、これからの未来に向かうための重要な準備となる。
本講義では、創造社会へとつながる創造・実践に取り組んでいる方々をゲストにお招きし、対話を重ねることで、創造社会の未来像を描き深めていく。それぞれの対談で見い出された考え方や取り組み方は、履修者がパターン・ランゲージの形式でまとめ、自分たちの実践につなげる準備を行うこととする。
【提出課題・試験・成績評価の方法など】
成績評価は、授業中の議論への参加、宿題、期末レポートから総合的に評価します。
【履修上の注意】
この科目は、春学期の前半(4・5月)に週2コマ開講する科目です。
この授業では、知識伝達型の講義は行いません。教員とゲストスピーカーによる対談を聴きながら、重要だと思うことを自らつかみ取ることが求められます。
【授業計画】
第1・2回(4/13) オオニシタクヤさんとの対談「エネルギー・デザイン 」
慶應義塾大学環境情報学部のオオニシタクヤさんをゲストにお招きし、対談を行います。
第3・4回(4/20) 下河原 忠道さんとの対談「高齢化社会の生き方」
株式会社シルバーウッドの下河原 忠道さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第5・6回(4/27) 山崎 大祐さんとの対談「ソーシャル・ビジネス」
株式会社マザーハウスの山崎 大祐さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第7・8回(5/11) 鎌田 安里紗さん・伊作 太一さんとの鼎談「ナチュラル & クッキング」
ファッションモデルの鎌田 安里紗さんと、株式会社コークッキングの伊作 太一さんをゲストにお招きし、鼎談を行います。また、パターン・ランゲージの考え方とその記述の秘訣についても紹介します。
第9・10回(5/18) 鈴木 寛さんとの対談「教育改革」
慶應義塾大学総合政策学部の鈴木 寛さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第11・12回(5/25)岩瀬 直樹さんとの対談「学びの場づくり」
東京学芸大学教育学研究科の岩瀬 直樹さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第13・14回(6/1)須藤 シンジさん・宮川 祥子さんとの鼎談「超福祉とFab看護」
NPO法人ピープルデザイン研究所の須藤 シンジさんと、慶應義塾大学看護医療学部の宮川 祥子さんをゲストにお招きし、鼎談を行います。
その他:課題・レポート
【教材・参考文献】
教科書
『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32』(井庭崇, 梶原文生, 翔泳社, 2016年4月)
参考文献
『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』(井庭 崇 編著, 中埜博, 江渡浩一郎, 中西泰人, 竹中平蔵, 羽生田栄一, 慶應義塾大学出版会, 2013)
『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(井庭 崇, 岡田 誠 (編著), 慶應義塾大学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ (著), 丸善出版, 2015)
『時を超えた建設の道』(クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 1993年)
過去の授業の映像は、こちらで見ることができます。授業の雰囲気の参考に。(そして、これまでの対談も面白いので、ぜひ見てみてください)→「創造社会論 2014」, 「創造社会論 2015」
毎回魅力的なゲストとがっつり対談するという一風変わった授業です。モノローグ的な講義ではなく、グループワークの授業でもない、ダイアローグなスタイル。毎回きっと、物の見方や世界観がゆさぶられると思います。
新1年生から4年生まで、すべての学年が対象です。特に前提知識・スキルは入りません。今年取り上げるテーマと、お呼びするゲストは、今年限りです。
履修者選抜のエントリー〆切は、2016年4月11日(月) 15:00。詳しくは公式シラバスを参照してください。
「創造社会論」(井庭 崇)
【学期前半】2016年度 春学期 水曜日1・2時限(2単位)
【主題と目標/授業の手法など】
これからの社会は、どのような社会になるのだろうか? 本講義では、これからの社会を、人々が自分たちで自分たちのモノや仕組みを創造する「創造社会」(Creative Society)になるという想定から出発する。創造社会では、誰もがさまざまな分野・領域で「つくる」ことをごく当たり前に行うようになる。そして何よりも、「つくる」ということが、生活・人生の豊かさや幸せを象徴するようになると思われる。
かつてインターネットの登場によって始まった「情報社会」では、生活が変わり、組織が変わり、社会が変わった。同様に、「創造社会」の到来でも、生活・組織・社会のあり方が大きく変わることになるだろう。そこで、その変化とはどのようなものなのか、そして、それらの変化は何をもたらすのかを考えることは、これからの未来に向かうための重要な準備となる。
本講義では、創造社会へとつながる創造・実践に取り組んでいる方々をゲストにお招きし、対話を重ねることで、創造社会の未来像を描き深めていく。それぞれの対談で見い出された考え方や取り組み方は、履修者がパターン・ランゲージの形式でまとめ、自分たちの実践につなげる準備を行うこととする。
【提出課題・試験・成績評価の方法など】
成績評価は、授業中の議論への参加、宿題、期末レポートから総合的に評価します。
【履修上の注意】
【授業計画】
第1・2回(4/13) オオニシタクヤさんとの対談「エネルギー・デザイン 」
慶應義塾大学環境情報学部のオオニシタクヤさんをゲストにお招きし、対談を行います。
第3・4回(4/20) 下河原 忠道さんとの対談「高齢化社会の生き方」
株式会社シルバーウッドの下河原 忠道さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第5・6回(4/27) 山崎 大祐さんとの対談「ソーシャル・ビジネス」
株式会社マザーハウスの山崎 大祐さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第7・8回(5/11) 鎌田 安里紗さん・伊作 太一さんとの鼎談「ナチュラル & クッキング」
ファッションモデルの鎌田 安里紗さんと、株式会社コークッキングの伊作 太一さんをゲストにお招きし、鼎談を行います。また、パターン・ランゲージの考え方とその記述の秘訣についても紹介します。
第9・10回(5/18) 鈴木 寛さんとの対談「教育改革」
慶應義塾大学総合政策学部の鈴木 寛さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第11・12回(5/25)岩瀬 直樹さんとの対談「学びの場づくり」
東京学芸大学教育学研究科の岩瀬 直樹さんをゲストにお招きし、対談を行います。
第13・14回(6/1)須藤 シンジさん・宮川 祥子さんとの鼎談「超福祉とFab看護」
NPO法人ピープルデザイン研究所の須藤 シンジさんと、慶應義塾大学看護医療学部の宮川 祥子さんをゲストにお招きし、鼎談を行います。
その他:課題・レポート
【教材・参考文献】
教科書
参考文献
過去の授業の映像は、こちらで見ることができます。授業の雰囲気の参考に。(そして、これまでの対談も面白いので、ぜひ見てみてください)→「創造社会論 2014」, 「創造社会論 2015」
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