井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

井庭研説明会を開催します!(7⽉11⽇(木)5限)

7⽉11⽇(木)5限に、井庭研説明会を行います!興味がある人はぜひ来てください(ι17教室)!!!

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井庭研では、情報社会の次に来るこれからの社会を「創造社会」(Creative Society)と考え、創造的で豊かな生き方を実践・支援するための研究を行なっています。2019年秋学期から、以下の4つのプロジェクトが始動します。
 
(A)「クリエイティブ・マネジメント」プロジェクト

魅力的な事業コンセプト、メンバーの強みを活かした組織づくり、創造的人材育成などのクリエイティブ・マネジメント(創造的経営)のパターン・ランゲージを作成する(UDS株式会社との共同研究)。『プロジェクト・デザイン・パターン』と『おもてなしデザイン・パターン』に続くパターン・ランゲージ作成共同研究第三弾。最終成果物は書籍化する予定。

 
(B)「共創まちづくり」プロジェクト

ポートランドのまちづくりから学ぶ、コミュニティによるエコでクリエイティブな街のつくり方のパターン・ランゲージを作成する(元・ポートランド市開発局の山崎満広さんと共同研究)。山崎さんは『ポートランド:世界で一番住みたい街をつくる』や『ポートランド・メイカーズ:クリエイティブコミュニティのつくり方』の著者でもある。最終成果物は書籍化を目指している。

 
(C)「イノベーション社会実装」プロジェクト

イノベーションの実現と普及の方法について、インターネットのWIDEプロジェクトの事例から学び、パターン・ランゲージを作成する(村井純さん・村井研との共同研究)。WIDEについては『日本でインターネットはどのように創られたのか?:WIDEプロジェクト20年の挑戦の記録』などを参照。最終成果物は書籍化を目指している。

 
(D)「アカデミック・ライティング」プロジェクト
論文の書き方の基本と秘訣をまとめたパターン・ランゲージを作成する。井庭研で繰り返し読んでいる『創造的論文の書き方』(伊丹 敬之)や『考える技術・書く技術:問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ・ミント)などの重要文献も踏まえつつ、文章・論文執筆の基本から、よりよい論文を書くための秘訣を探究する。最終成果物は書籍化を目指している。

 
このほか、この春から「これからの訪問看護」についての対話のツール(パターン・ランゲージ)をつくるプロジェクトが、看護医療学部生たちとともに進行中です。こちらは、看護医療学部の授業等も考慮し、上記のプロジェクトとは異なる時間帯で活動しています。詳しくは説明会や今後のやりとりのなかで聞いてください。

2019年秋学期の研究会シラバスは、こちらにあります。希望者は、よく読んでからエントリーしてください。エントリー〆切は、7⽉21⽇(日)です。
 
なお、井庭研での日頃の活動については、井庭研のFacebookグループ(https://www.facebook.com/ilabsfc/)で写真とともに紹介しているので、そちらも併せて見てみてください。
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