2007年2月アーカイブ
C&C振興財団監修、原田泉編著、上村圭介、木村忠正、庄司昌彦、陳潔華、土屋大洋、山内康英著『クリエイティブ・シティ—新コンテンツ産業の創出—』NTT出版、2007年2月28日、本体3200円+税、ISBN978-4-7571-0204-0
この本の取材をしたのは2005年の夏。かなり忙しかった頃で、自分の担当章を読み返すと息切れしているのが分かる(いいわけだなあ。しかし、私はずっと前に脱稿していて、半ば忘れていたのだけど、それが諸般の事情で遅れて今ごろ出版されたというわけです)。庄司さんのソウル(韓国)をはじめ、上村さんのウェリントン(ニュージーランド)、木村さんのボローニャ(イタリア)とバルセロナ(スペイン)など、他の章はおもしろいです。
研究会(ゼミ)合宿と採点を終え、ようやく苦しい時期を切り抜けた(写真は帰りに真鶴半島で撮ったもの)。秋学期の採点量は春学期よりはるかに少ないけど、手抜きはできない。卒論の数もこれまでで最も多かった。しかし、自分が学生だった頃は同期のゼミ生が20人以上いたから、先生はもっと大変だったに違いない。
今日は、春から九州の大学に赴任する旧友の送別会。旧友と馬鹿話ができるのは良い気分転換になる(N夫妻のイタリア仕込みの料理も最高だった)。彼のゼミが軌道に乗ったら合宿はぜひ九州でやりたい。それぞれの分野は全然違うけど、それもまた楽しいだろう。頑張って欲しいなあ。
ようやく春休みに入ったが、もうすぐ入試シーズンだ。志願者が増えた。オープンキャンパスやら模擬講義やら出前講義やらをやった甲斐があった。出て行く学生に負けない、おもしろい学生に入ってきて欲しい。