井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

井庭研究会シラバス(2013年度春学期)※1/8 更新

Creative Media Lab:創造社会を支える方法・道具をつくる
(防災、日本的方法、グローバルな生き方、政策、経営、教育、美の支援、診断システム、映像)
Creative Media Lab: Designing Novel Methods and Tools for Creative Society
井庭 崇: A型(木曜4・5限)


【重要な日程】
2013年1月15日(火)井庭研説明会(6限)@ λ23教室 ※どちらかの説明会に参加が必須
2013年1月21日(月)井庭研説明会(6限)@ λ23教室 ※どちらかの説明会に参加が必須
2013年1月26日(土):一次エントリー〆切
2013年2月2日(土):最終発表会 @ 大学院棟τ12教室 ※参加必須
2013年2月4日(月):最終エントリー〆切
2013年2月上中旬:面接


【目的・内容】
本研究会では、「創造社会」(Creative Society)の実現を支える方法・道具(Creative Media)をつくり、新しい時代の基盤をつくることを目指します。創造社会とは、「あらゆる人々が、自分たちで自分たちの認識・モノ・仕組み、そして未来を創造する社会」のことです。創造社会の支援という大きなヴィジョンのもと、本研究会では、個別テーマごとにプロジェクトを組み、学生主導で研究活動を進めていきます。具体的には、創造を支援するための共通言語として「パターン・ランゲージ」を制作し、それを活用する実践活動を行うプロジェクトなどを立ち上げます。

「創造社会」のイメージと、それを実現するための方法・道具づくりについては、『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著)の第2章(熊坂賢次×井庭崇 対談)で詳しく語っているので、そちらを読んでください。また、パターン・ランゲージについては、「パターン・ランゲージの考え方」、および、これまでに井庭研で制作してきた「ラーニング・パターン」「プレゼンテーション・パターン」「コラボレーション・パターン」を見てみてください。

本研究会のプロジェクトには、井庭研のミッションとして取り組む「コア・プロジェクト」と、メンバーの問題意識から自発的・自律的に進める「自主プロジェクト」があります。所属するメンバーは、そのどちらか、もしくは両方に参加します。「コア・プロジェクト」と「自主プロジェクト」の内容・進め方については、井庭研説明会と最終発表会で行うので、履修希望者はそれらに必ず参加してください。

2013年度は、次の3カテゴリーに分かれる9つの「コア・プロジェクト」を実施します。

■ 創造的な生き方 ——— Ways of Creative Living
(1) Survival Language Project(大地震で生きのびるためのパターン・ランゲージの作成)
(2) Local Knowledge Project(忘れられた日本的方法を未来に活かすためのパターン・ランゲージの作成)
(3) Global Life Project(グローバルな時代の生き方のパターン・ランゲージの作成)

■ 創造的な社会のあり方 ——— Foundation for Creative Society
(4) Policy Language Project(政策デザインのためのパターン・ランゲージの作成 & 新しい政策形成の仕組みづくり)
(5) Creative Management Project(企業・組織の創造性を高めるための仕組みづくり)
(6) Creative Education Project(つくることによる学びを支援するパターン・ランゲージの作成 & 新しい教育の仕組みづくり)

■ 漸進的成長の仕組み ——— Tools for Piecemeal Growth
(7) Generative Beauty Project(いきいきとした美の発見を支援するシステムとワークショップの開発)
(8) Diagnosis Systems Project(漸進的成長を支援するパターン診断システムの構築)
(9) Pattern Filming Project(パターン・ランゲージに関する映像制作)

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各コア・プロジェクトの概要は、以下のとおりです。

■ 創造的な生き方 ——— Ways of Creative Living

(1) Survival Language Project(大地震で生きのびるためのパターン・ランゲージの作成)
関東や東海での大地震が予想されているように、地震大国・日本ではこれからも大きな地震が起きることは間違いない。大地震はいつ起きるのかは事前には予測できず、突発的に起きる。しかも、起きたときにはその場で各自が意思決定をしなければ命の危険もある。そうであるにもかかわらず、日常生活のなかでは大地震への意識は徐々に薄れていき、備えも疎かになりがちである。そこで、本プロジェクトでは、大地震の際に生きのびることを支援するメディアとして、「大地震が起きる前の備え」、「起きたときにどうすべきか」、「発生後に何をすべきか」の知恵・教訓をパターン・ランゲージとして記述・制作する。そして、それがコミュニティ/社会に根付く「生きたランゲージ」となる仕組みづくりにも取り組みたい。過去の大地震から得られた教訓や知恵をイメージするためには、『地震イツモノート』(渥美 公秀 監修, 地震イツモプロジェクト 編)や『人が死なない防災』(片田 敏孝)などを読んでみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]

(2) Local Knowledge Project(忘れられた日本的方法を未来に活かすためのパターン・ランゲージの作成)
日本は近代化の過程で、自分たちが古来からもっていた方法(考え方、制度、仕組み、生活様式)を西洋型の方法に置き換えてきた。これにより確かに近代化は進んだが、日本らしさや日本なりの優れた方法も失うことになった。そのため、今後日本が自らの未来をつくる際には、日本の風土や日本人の感覚に合う方法を再度編み出していかなければならない。そのとき、単に過去に戻ることはできないが、白紙からつくるというのも非現実的な話である。そこで、本プロジェクトでは、かつて日本にあった方法のなかから現代に取り入れるとよいと思われるものをパターン・ランゲージとして記述し、自分たちの未来をつくる際の発想支援を行いたい。対象とするのは、近代化以前の日本、つまり縄文から江戸までである。日本的方法をイメージするために、『地球を聴く』(坂本龍一,竹村真一)や『日本という方法』(松岡正剛)を、忘れられた過去の知恵を未来に活かすという発想を理解するために『時を超えた建設の道』(アレグザンダー)を読んでみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]

(3) Global Life Project(グローバルな時代の生き方のパターン・ランゲージの作成)
現在、情報技術等の進展によって、世界のグローバル化は大きく進んでいる。すべてが均質になるということはないが、グローバル化の潮流のなかで、それぞれの国や地域、そこに住む人たちの意識に様々な影響がでていることは確かである。しかし、日本人の多くは依然としてこれまで同様の感覚で物事を捉え、行動していることが多く、世界のなかでの日本の位置づけも変わりつつある。そのような状況は、「グローバルな時代を生きる」=「海外で住む」もしくは「海外と取引をする仕事をする」という狭い捉え方をしていることが原因となっているように思われる。しかも、「グローバル」ということは単に国際的であるということではなく、本来は「地球レベルの」という意味で自然とのかかわりも含まれるはずである。そこで、本プロジェクトでは「グローバルな時代に生きる」とはどういうことかを探究し、それをパターン・ランゲージとしてまとめることで、これからの生き方のデザイン(ライフ・デザイン)を支援したい。日本の内向きな現状についての危機感については、『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著)の第1章(宮台真司×井庭崇 対談)で語られているので、そちらを読んでみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]


■ 創造的な社会のあり方 ——— Foundation for Creative Society

(4) Policy Language Project(政策デザインのためのパターン・ランゲージの作成 & 新しい政策形成の仕組みづくり)
これからの社会のあり方を考えるとき、政治システムだけに頼るのでは立ち行かないということが近年明らかになってきた。社会デザインのアイデアが枯渇している状況においては、「すべてを一部の人に任せて、承認だけする」というかたちではなく、自分たちでアイデアを出し、具体化し、政策にまとめていくことが必要となる。つまり、自分たちで自分たちの未来をデザインするためには、単に「要求する」のではなく「政策をつくる」まで行うことが求められるのである。しかし、政策をつくる上での様々な発想・思考については、共有されているわけではない。そこで、本プロジェクトでは、「社会の構造・仕組み」「政策」「政策形成プロセス」の観点から、政策デザインの秘訣をパターン・ランゲージとして記述する。この政策デザインのパターン・ランゲージを「政策言語」(policy language)と呼ぶことにしたい。そして、そのような政策言語の形成と活用を踏まえた政策立案プロセスを構想する。政策言語の考え方については、「竹中平蔵×井庭崇 対談:「政策言語」の提案とプロトタイピング(まとめ)」とその映像[前半, 後半]を見てみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]

(5) Creative Management Project(企業・組織の創造性を高めるための仕組みづくり)
企業・組織においては、メンバーが創造性を発揮してイノベーションを起すことが必要となっている。しかし、これまで「教え込む」かたちの制度・仕組みは整備されてきたが、創造性を高める制度・仕組みはほとんど実現されていない。本プロジェクトでは、企業・組織をより創造的な場とするために、その企業・組織のメンバーが自分たちのパターン・ランゲージをつくることで、その企業・組織における創造を支援するという仕組みを探究・提案する。また、実際に企業・組織においてファシリテーションを行い、企業・組織における新しい知の循環を支援する。このような取り組みに関連する話としては、「井庭崇氏×武田隆氏対談(前編):クリエイティブなコラボレーションの秘訣とは」「井庭崇氏×武田隆氏対談(後編):”誤解”が生み出すコラボレーションの秘密」、および(扱っている事例が古いが)「組織の課題はパターン・ランゲージで解決:SFC井庭崇研究室」で語っているので、それらを読んでほしい。[2012年度末からの新プロジェクト]

(6) Creative Education Project(つくることによる学びを支援するパターン・ランゲージの作成 & 新しい教育の仕組みづくり)
新しいアイデアを考え、それを実現し、新しい時代を切り拓く人が育つためには、創造性を育む教育が重要だと言われて久しい。しかし、これまでの教育では、主に「知識を教え込む」というかたちで学びを提供してきたため、そこからのシフトが難しいというのが現状である。その背景には、「クリエイティブ・ラーニング」(つくることによる学び)のための方法論の欠如と、それを実施できる教員の少なさ、そして、現在の教育制度の縛りなどの問題がある。そこで、本プロジェクトでは、「クリエイティブ・ラーニング」を促す教育とは何かを探究し、それを教育現場で行うための秘訣をパターン・ランゲージとして記述し、現場に導入・実践していく。クリエイティブ・ラーニングとその教育については、「『コラボレーションによる学び』の場づくり:実践知の言語化による活動と学びの支援」、および、「Pedagogical Patterns for Creative Learning」で論じているので、それらを読んでみてほしい。[2012年度秋学期からのプロジェクト]


■漸進的成長の仕組み ——— Tools for Piecemeal Growth

(7) Generative Beauty Project(いきいきとした美の発見を支援するシステムとワークショップの開発)
これまで井庭研で制作してきた「Generative Beauty Patterns」(いきいきと美しく生きるためのパターン・ランゲージ)を用いて、いきいきとした美の発見ツールによる女性の支援に取り組む。「Generative Beauty Patterns」は、女性が「いきいきと美しく生きる」ためのパターン・ランゲージである。本プロジェクトでは、「いきいきと美しく生きる」という質感の共有によって、さまざまな女性たちをつなげる新しいメディアの構築を目指し、新しいタイプのWebアプリとワークショップを開発する。そのような活動を通じて、創造的・持続的に「いきいきと美しく生きる」女性を支援する仕組みをつくっていく。「Generative Beauty Patterns」については、Webサイト、および、プレスリリースを読んでみてほしい。「WWD http://Japan.com | BEAUTY「カネボウが慶應大学と共同で「パターン・ランゲージ」を制作」など、新聞・雑誌・Web等でも取り上げれているので、それらも参照してほしい。[2012年度秋学期からのプロジェクト]

(8) Diagnosis Systems Project(漸進的成長を支援するパターン診断システムの構築)
建築における最初のパターン・ランゲージを提唱したクリストファー・アレグザンダーは、パターン・ランゲージを、少しずつ改良して成長させていく「漸進的成長」(piecemeal growth)のためのメディアだと捉えていた。彼のパターン・ランゲージの現実への応用を紹介している『オレゴン大学の実験』(クリストファー・アレグザンダー)では、「診断」と「修復」ということが強調された。本プロジェクトは、パターン・ランゲージを用いて自己診断をし、それを踏まえた漸進的成長を支援する情報システムの提案・開発を行う。扱うのは、井庭研パターン・ランゲージ3部作の「ラーニング・パターン」、「プレゼンテーション・パターン」、「コラボレーション・パターン」である。診断システムのイメージをつかむためには、「Generative Beauty 診断」(http://www.generativebeauty.jp のトップメニュー「Diagnosis」から辿れる)をやってみてほしい。[2012年度末からの新プロジェクト]

(9) Pattern Filming Project(パターン・ランゲージに関する映像制作)
創造を支援するメディアとして「パターン・ランゲージ」の方法は有力なものであるが、それについての解説・紹介は、これまで多くの場合専門書のなかでなされるだけであった。そのため、この新しい方法・道具の有用性・可能性を多くの人に理解してもらうのは難しく、その普及にも限界がある。そこで、パターン・ランゲージについて、その歴史と背景にある思想、さらには最近の新しい動きについてのドキュメンタリー映像を制作・公開する。具体的には、国内外の関係者へのインタビューを行い、それに英語・日本語の字幕をつけた上で公開していく。また、パターン・ランゲージの思想や世界観と合う映像をつくるために、メンバー自身、それらの深い理解をした上で、それを踏まえた表現を行う。パターン・ランゲージの歴史については『パターン、Wiki、XP:時を超えた創造の原則』(江渡浩一郎)や「パターンランゲージ 3.0:新しい対象 × 新しい使い方 × 新しい作り方」にわかりやすくまとめられているので、読んでみてほしい。また、担当教員(井庭)がつくった映像「Holistic Pattern Mining (Collaboration Patterns Project)」が公開されているので、こちらも見てみてほしい。[2012年度秋学期からのプロジェクト]


このほか、継続生が立ち上げる「自主プロジェクト」もあります(詳しくは、井庭研説明会と最終発表会で紹介します)。新規生は、自分の興味・関心に合わせて上記の「コア・プロジェクト」、もしくは「自主プロジェクト」に参加することになります。

2013年度からは、どのプロジェクトも井庭研メンバーだけではなく、井庭研外の方々と連携/コラボレーションしながら取り組んでいくという「セミ・オープン・コラボレーション」のスタイルで取り組んでいきます。このことは、2013年度からの井庭研究会の挑戦が、これまでの「自分たちでパターン・ランゲージをつくる」ことから「パターン・ランゲージをつくる人をつくる」へとシフトすることにも関係しています。今後は、井庭研究会のメンバーが専門家や現場の方々と連携/コラボレーションしながら、パターン・ランゲージをつくるという新しいフェーズへと入っていくのです。


【受入予定人数】
35名程度(新規受け入れは、新1〜3年生から10人程度の予定)。


【履修条件】
  • 履修希望者は、2013年1月15日(火)6限と1月21日(月)6限に行われる「井庭研説明会」(のどちらか)に必ず参加してください(λ23教室で行います)。各プロジェクトの説明と、プロジェクトメンバーとの最初の顔合わせを行います。

  • また、2013年2月2日(土)に行われる「最終発表会」にも必ず出席してください。各プロジェクトの詳細の共有を行います(大学院棟τ12教室)。

  • プロジェクトを通年で進めるため、秋学期も必ず履修してください。

  • 研究に関連する概念・知識・スキルは授業で伝えるので、井庭担当科目でまだ履修していない科目がある場合には、研究会と並行して履修してください。2013年度春学期は、「社会システム理論」、「シミュレーション・デザイン」、「起業と経営」を担当します。


    【選考の日程と課題】
    2013年1月15日(火)井庭研説明会(6限)@ λ23教室 ※どちらかの説明会に参加必須
    2013年1月21日(月)井庭研説明会(6限)@ λ23教室 ※どちらかの説明会に参加必須
    2013年1月26日(土):一次エントリー〆切
    2013年2月2日(土):最終発表会 @ 大学院棟τ12教室 ※参加必須
    2013年2月4日(月):最終エントリー〆切
    2013年2月上中旬:面接

  • 本シラバスをしっかりと読んで内容を理解した上で、2013年1月15日(火)と1月21日(月)に開催される「井庭研説明会」(のどちらか)に必ず参加し、各プロジェクトの説明を受けてください。

  • その上で、以下の「一次エントリー」の情報を1月26日(土)までにメールで提出してください。「一次エントリー」をした人のみ、その先の選考プロセスに進むことができます。

    エントリーメールの提出先: ilab-entry2012 [at] sfc.keio.ac.jp
    メールのサブジェクト(件名): 井庭研 履修希望
    以下の内容を書いたファイル(PDFもしくはWord)を、メールに添付してください。

    井庭研 履修希望
    (1) 氏名(ふりがな), 学部, 学年, 学籍番号, ログイン名, 顔写真*
     *写真はスナップ写真等で構いません。説明会や最終発表会の際にプロジェクトメンバーと個別に話すときに本人の特定が必要になるために提出してもらいます。
    (2) 自己紹介(適宜、写真や図などを入れてください)
    (3) 参加希望プロジェクト名
    (4) 志望理由、意気込み、自分が貢献できそうなこと・領域
    (5) 持っているスキル/得意なこと(グラフィックス・デザイン, 映像編集, 外国語, プログラミング, 音楽, スポーツなど, その他)
    (6) これまでに履修した井庭担当の授業(あれば)
    (7) これまでに履修した授業のなかで、お気に入りのもの(複数可)
    (8) これまでに所属した研究会(あれば)
    (9) 来学期、並行して所属する予定の研究会(あれば)


  • 一次エントリー後、2013年2月2日(土)にSFCで開催される「最終発表会(+新規プロジェクト説明)」に必ず参加してください(大学院棟τ12教室)。そこで、プロジェクトの詳細の共有があります。

  • その後、2月4日(月)までに最終エントリーをメールで提出してください。最終エントリーについては、一次エントリー者に追って連絡をします。その後、2月上中旬に面接を行う予定です。


    【その他・留意点】
  • 履修希望者は、2013年1月15日(火)6限と1月21日(月)6限に行われる井庭研説明会と、2月2日(土)に一日かけて行われる最終発表会に必ず出席してください。そこで、各プロジェクトの説明と、プロジェクトメンバーとの顔合わせを行います(万が一これらに参加できないという場合には、選考プロセスで大きく不利になることをご了承ください)。

  • 自主プロジェクトのリーダーになるためには、1年以上井庭研に所属し、一定の条件を満たした場合に、担当教員と相談のうえ立ち上げることが求められます。まずは、プロジェクトに参加し、研究で必要となる知識やスキルを磨き、井庭研で求められる質のレベルを体感するようにしましょう。

  • 通年でプロジェクトを進めるため、原則として秋学期からの受け入れはしません(新1年生の例外を除く)。


    【授業スケジュール】
  • 毎週のゼミ(木曜4・5限)では、重要文献の輪読のほか、プロジェクトの進捗報告等を行います。

  • プロジェクトの集まりは、ゼミの時間以外に最低週2回は行ってください。


    【教材・参考文献】

    井庭研における重要文献の一覧は、こちら(井庭研 必読文献一覧) を見てください。約50冊が、「パターン・ランゲージ」と「創造理論」「システム理論」「社会論」のカテゴリに分かれています。井庭研在籍中の早い段階でこれらの文献をすべて読み、知識を身につけ、考えを深めてください。これらの文献を読んでいることが、「自主プロジェクト」の立ち上げや「卒業プロジェクト」の受け入れの際に求められます。


    【評価方法】
    プロジェクトの成果と積極性、貢献度、および輪読での活躍等から総合的に評価します。


    【問い合わせ】
    来学期の井庭研究会についての質問・連絡は、 ilab-entry2012 [at] sfc.keio.ac.jp までお願いします。

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