クリエイティブ・コモンズ: 2005年3月アーカイブ

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O'ReillyのEmerging Technology Conferenceをのぞいてきた。最終日だけだったがとてもおもしろかった。ギークがうじゃうじゃいて、すぐに床に座り込んでラップトップをあけてしまう光景は、サンフランシスコの会議ではありえなかった。いいね。それにしてもPowerBook人口が多すぎる。きわめて特殊な集団だ。

いろいろおもしろい話が聞けた中で、メインはレッシグ教授。20分弱の短いプレゼンテーションだったけど楽しめた。法律のreformが1年前と比べると強く強調されている。文化はremixだというのも新しい言い回しのような気がする。写真は、プレゼンテーションの後で壇上でEFFのCory Doctorowと対話しているところ。CoryはCCライセンスをつけた小説を出版して成功している(Coryには2年前に会いにいったことがあるが覚えてもらっている自信は微塵もない)。

帰りがけにちょこっとレッシグ教授と話すことができたが、宿題が出たので、帰国してからがんばらなくては。しかし、レッシグ教授がTim O'Reillyを紹介してくれたのはいいのだが、いきなり紹介されても何を話していいのか分からないよ(だいぶ年くったなあというのが感想)。

cccover.jpgクリエイティブ・コモンズ・ジャパン編、ローレンス・レッシグ+林紘一郎+椙山敬士+若槻絵美+上村圭介+土屋大洋『クリエイティブ・コモンズーデジタル時代の知的財産権』(NTT出版、2005年)

【帯の口上】情報やコンテンツがインターネットの普及によって爆発的な広がりを持つことが可能となった現在、「コピー=悪」のままでよいのか? デジタル時代のあらたな情報共有の形を、世に問う。

1年以上かかったけどようやく出せた。目玉は2003年12月のGLOCOMフォーラム2003でのレッシグの講演録。

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