担当授業(院)
トランスカルチャー論 | ITと学習環境プロジェクト | ITと学習環境 | 特別研究

トランスカルチャー論

  • 科目ソート:60180
  • カテゴリ:(大学院)3. プログラム科目
  • 単位数:2単位
  • 開講日程:春学期 / 木曜日3時限
  • 担当教員:國枝孝弘
  • 授業形態:講義
  • 科目概要:
    グローバル化の進む今日の世界において、対立と紛争の火種は、軍事的脅威や経済的利害である以上にしばしば、人びとのアイデンティティに係わる文化的差異である。メディアに媒介される文化摩擦の問題を抜きにして、ヒューマン・セキュリティ(人間の安全保障)を語ることはできない。正当的かつ平和的な世界秩序(あるいはグローバル・ガバナンスのシステム)を形成していく上でも、人間と文化の関係の探究ほどに重要なポイントが他にあるとは思われない。本授業では、そもそも文化(カルチャー)—単数形? 複数形?—とは何か、ということの検討から始めて、人間と文化の新たな関係の可能性を模索し、経験、状況、思想、作品などの異なるレベルで、「トランスカルチャー」(複合文化or超文化……)と名づけ得るような、個人的アイデンティティの構築および他者との共生のあり方を模索していく。近代的価値と宗教の問題やフェミニズム、ポストコロニアル思想なども注目点となるだろう。

ITと学習環境プロジェクト

  • 科目ソート:70001
  • カテゴリ:(大学院)6. プロジェクト科目
  • 単位数:2単位
  • 開講日程:春学期 特定期間集中 / 秋学期 特定期間集中
  • 担当教員:國枝孝弘、重松淳
  • 履修条件:特になし
  • 授業形態:実習・演習、グループワーク
  • 科目概要:
    2ITの飛躍的な発展によって、学習コンテンツ開発が格段の自由度を獲得したことを強みに、外国語教育に軸足を置きながら、ITを利用した幅広い分野にも関わっていける視野の広い人材を育てたい。具体的な活動としては、これまでにSFCに蓄積されてきたさまざまな言語の教材コンテンツの中から、多言語化の可能性のある教材をピックアップし、多言語化を検討しながら、多言語対応教材開発のノウハウを検討する。これらの多言語対応教材コンテンツをどのように提供すれば、自律的な学習に資することができるか、カリキュラムのデザインなど包括的な視野から検討をする。2009年秋学期を本プロジェクトの完成学期とし、ORFでの研究発表を予定している。

ITと学習環境

  • 科目ソート:60170
  • カテゴリ:(大学院)3. プログラム科目
  • 単位数:2単位
  • 開講日程:秋学期
  • 担当教員:國枝孝弘、重松淳、安村通晃、安村通晃、藁谷郁美
  • 履修条件:特になし
  • 授業形態:講義
  • 科目概要:
    ITの飛躍的な発展によって、21世紀の学習は「学習環境論」という新しい研究分野を生み出した。「学習環境論」は、認知科学、脳科学、文化・コミュニケーションなどさまざまな専門分野との接点を持っている。またグローバリゼーションと教育、一貫教育・個別自律学習、状況学習など、新しい視点での教育・学習研究が進む中、「環境デザイン」という視点でも重要度を増している。本講義では、教育に携わる人々とテクノロジーを提供する人々とのコラボレーション、学習者のニーズへの洞察、新しい学習スタイルに効果的なコンテンツの開発、また新たな学習スタイルへの認識など、幅広い知識と実践力を備えた人材を育てることを目的に、インターフェースや外国語担当の教員4名がそれぞれのフィールドにおける研究を踏まえてIT利用の学習環境を論じ、学生による学習環境への斬新な提案を求める。理論と実践を通して新しい学習環境構築に創造力を発揮してもらいたい。

特別研究

  • 科目ソート:85001
  • カテゴリ:(大学院)8. 特別研究
  • 単位数:2単位
  • 開講日程:春学期 開講日なし
  • 担当教員:國枝孝弘
  • 科目概要:詳細未定

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