インテリジェンス: 2004年12月アーカイブ
Douglas Jehl and Eric Sschmitt, "Pentagon Seeks to Expand Role in Intelligence-Collecting," New York Times, December 19, 2004.
米国の国防総省がインテリジェンス活動にもっと力を入れる計画だそうだ。これは、(1)CIAと国防総省(のDIA)との間で権限争いが起きている、(2)秘密工作活動が増える可能性がある、ということを示しているという。CIAがよたよたになっているところで国防総省が勢力拡大をねらっているのだろうか。
ワシントン・タイムズの記事によると前CIA長官のジョージ・テネットがワシントンDCのカンファレンスで、金融の安定性や物理的な安全にとってインターネットはアキレス腱だ、と言ったらしい。
"I know that these actions will be controversial in this age when we still think the Internet is a free and open society with no control or accountability," he told an information-technology security conference in Washington, "but ultimately the Wild West must give way to governance and control."
イメージ・インテリジェンスのことを略してIMINTということがあるが、同僚の吉田浩之先生はその専門家だ。今日、いろいろ見せてもらってとても驚いた。画像の威力というのはすさまじい。頭で考えているよりもずっと迫力がある。キューバ危機や湾岸戦争の画像、最近の北朝鮮のミサイル基地の画像まであった。
ついでに、今日は三人の同僚の研究室を見せてもらったが、それぞれ個性が出ていてとても刺激的だ。私の部屋が一番つまらない。どうにかしなければ。