情報社会学を構築する: 2004年5月アーカイブ

Katie Hafner, "For some, the blogging never stops," International Herald Tribune, May 29, 2004.

結婚記念日の旅行の最中にホテルのバスルームにこもってブログをしてしまうほどの中毒者が紹介されている。大して読んでいる人がいないブログ(私のブログがまさにそうだ)がほとんどなのに、みんな必死になって書き続ける。自分のアイデアをすべて残しておきたい、書き続けなくちゃいけないという強迫観念にとりつかれ、仕事もすっぽかしてブログにはまってしまう。

よく見たらこのブログもここ数日たくさん書き込んでいるが、明日は無理。11時間半(本当か?)かけてフランクフルトからロサンゼルスへ。約1時間半の乗り継ぎで、ロサンゼルスからリマまで7時間半。おまけに到着は夜中の12時半。誰だこんな日程組んだのは。

Kevin Maney, "Now they'll know if you read their e-mail," USA Today, May 20, 2004.

この記事によると、DidTheyReadIt.comという会社のサービスを使うと、自分が送ったメールを相手が読んだかどうか、どれくらい読んでいたか、それを転送したかが分かるという。おっそろしい。しかも、受信者は自分のメールにそうしたトラック機能がついているかどうか分からない。

FirstClassのような昔のグループウェアにはそうした機能が付いていたけど、それは小さなコミュニティの中だから機能したように思う。それにお互いそういう機能が知っていたから使えた。知らない間にそうされているとなると、どうなのかなあ。

ドイツのホテルに入って困ったのが、久しぶりにダイヤルアップで
つながなくてはいけないこと。最近のアメリカのホテルではたいて
い有線か無線のブロードバンドが入っている。多少お金はかかるが、
イーサーケーブルをつないでブラウザーを起動するだけで使えるの
は非常にうれしい。

しかし、ダイヤルアップは電話番号を探してからIDとパスワードを
入れて、その他もろもろの設定をするのにえらく時間がかかる。何
といっても遅い。それに従量課金だ。

おまけに今回は教えてもらったパスワードが違っていて最初はつな
がらなかった。こういうのは何回やってもイライラする。

たまたまメールを送ってきたイギリスの友人に愚痴を書いたら、

Dial-up is good to remind you of how other's suffer :-)

だと。なるほどね。

orkut

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http://www.orkut.com/てどうなんだろう。誘われて入ったものの、いまいちよく分からん。年を取った証拠か。

http://web.sfc.keio.ac.jp/~taiyo/weblog/2004/05/somethings-gotta-give.html

> ヒロイン(?)のエリカは劇作家という設定。
> 海辺の豪邸で執筆に励む。アップルのパワー
> ブックG4(15インチ?)を使っている。欲
> しい。なぜ映画に出てくるパソコンはアップ
> ルが多いのだろう。アップルが強力にプロモー
> ションしているか、映画関係者がアップル好き
> か。

YT氏からタレコミがあった。

> あ、余談ですが、映画でマックの登場率が高いのは、
> 「映像にする際の使用料が安いため」とも聞いたこ
> とがあります。真相はよくわかりませんが。。。

なるほど。やっぱりプロモーションなんですな。

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