情報社会学を構築する: 2005年3月アーカイブ

6月にC&C振興財団寄附講座「情報社会学」というのに1回だけ出講予定。受講者募集中とのこと。私の紹介だと半額になる(らしい)。私以外は豪華なメンバーだ。私が勉強しに行きたい。

マーク・ブキャナン(阪本芳久訳)『複雑な世界、単純な法則』(草思社、2005年)。

べき法則について書かれた本。『歴史の方程式』と同じ著者。バラバシの『新ネットワーク思考』とよく似ていて、ネタもほとんど同じなのだが、こちらのほうが分かりやすいかもしれない。もちろん、ワッツやバラバシの研究もカバーされている。

最後の章では創発との関係も少しだけ書いてある。ある物理学者は「この来るべき世紀の物理学を『複雑系適合性物質』[創発的な振舞いをするすべての『もの』]の研究と呼ぶことにする」と言っているそうだ。

昔、北京でトライしてつながらなかったCNN、NYタイムズ、ワシントン・ポスト。いずれもつながるようになっている。だいぶネット規制は緩んできているのだろうか。

しかし、さすがに法輪功の日本語サイトはダメだった。グーグルで出てくる法輪功関連サイトは軒並みダメだ。あまりやって怒られるといけないからやめておこう。

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