スキー場の持続的な発展Sustainable Ski Resorts
スキーを楽しむ場である日本のスキー場そのものの、これからに目を向けます。現状分析、デジタル・AI技術を活かした運営支援、調査レポートの発信を通じて、スキー場・地域の持続可能な発展に貢献することを目指しています。
国内のスキー場は、地域一体での運営、長期滞在を促すコンテンツづくり、観光消費の地域への還元、索道設備への投資、雪不足への適応など、複合的な課題に直面しています。私たちは、スキー場を取り巻く現状をデータから分析するとともに、DX(デジタル化)・AX(AI活用)による運営支援や、調査レポートの発信に取り組んでいます。運動・健康の面から見た「ウィンタースポーツと健康」とあわせて、日本のウィンタースポーツのこれからを、産業と地域の持続可能性の両面から考えています。
国の政策にも位置づけられる、持続可能なスノーリゾート
観光庁は、スノーリゾートを地方への長期滞在と観光消費を生み出す重要な地域資源と位置づけ、2020年度から「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」を実施しています。地域の関係者が共同で策定する計画に基づき、滞在コンテンツ、受入環境、二次交通、情報発信、リフト・ゴンドラなどの基盤整備を支援し、2026年度は17地域を支援対象に選定しました。
2026年3月に公表された有識者会議の最終報告では、長期滞在型の持続可能なリゾート地やマウンテンリゾートの形成、データに基づくマーケティングと観光DX、環境への配慮、施設の高付加価値化などが今後の方向性として示されています。本研究室では、こうした国の課題設定と地域の現場をつなぎ、持続的な運営に必要な知見と方法を探ります。
- Policy 国際競争力の高いスノーリゾート形成の促進 ↗
- Report スノーリゾート地域の更なる発展に向けた最終報告 ↗
- Program 2026年度 支援対象地域の選定結果(17地域) ↗
出典はいずれも観光庁の公式資料です(2026年7月26日確認)。
取り組んでいる3つのことThree Focus Areas
日本のスキー場の現状分析
国内スキー場を取り巻く環境を、利用者動向・経営・市場などのデータから分析します。来場者数の推移や季節性、地域ごとの特性を整理し、施設が直面する課題と、これからの持続可能な運営に必要な視点を明らかにします。
スキー場のDX・AX
デジタル技術(DX)とAI技術(AX)を活かし、スキー場の来場体験と運営の高度化に取り組みます。予約・チケッティング、混雑や安全の管理、データにもとづく運営判断など、現場の課題に即したデジタル活用のあり方を検討・実践しています。この分野に取り組むメンバーもいます。
調査レポートの執筆・発信
現状分析やフィールドで得た知見を、調査レポートとしてまとめ、発信しています。データと現場の双方から、スキー産業や関心を持つ方々に向けて、日本のスキー場の持続可能な発展に資する情報を届けることを目指します。
チームメンバーTeam Members
- 市田拓馬
- 田中一成
- 諏訪部孝介
- 藤沢拓達
- 斎藤翔
日本のスキー場の持続可能な発展へ
これらの取り組みを通じて、スキー場・地域の持続可能性に貢献することを目指しています。調査レポートや活動の成果は、こちらで順次ご紹介していきます。
- Report日本のスキー場に関する調査レポートを順次公開していきます。
- Activityスキー場のDX・AXに関する取り組みを進めています。