情報通信政策: 2004年7月アーカイブ
http://www.alwayson-network.com/comments.php?id=4830_0_3_0_C
何をやってもうまくいかないマイケル・パウエルFCC(連邦通信委員会)委員長がブログを始めた。大統領選で民主党が勝てばまちがいなくクビだから、今のうちに成果をアピールしておかないと次の仕事が危ない。
中国がいつの間にやら勝手にIPv9を採用しているのではないかとIETFで問題になっている。
http://news3.xinhuanet.com/english/2004-07/05/content_1572719.htm
セキュリティの名の下に相変わらずの検閲体制のようだ。使われるのは中国国内だけで、国際ゲートウェーでIPv4ないしIPv6に変換されるという。
ビント・サーフ「何なんだこれは」と中国の関係者に問い合わせているようだ。
中国人研究者からIETFのメーリング・リストに出てきた情報によると、中国では10桁の電話番号を使っているが、IPアドレスも10桁にして、シームレスに使えるようにするという(なんだそりゃ?)。ただ、これはある中国人研究者が研究資金をとるために自己宣伝しているのではないかという見方もある。
Colin C. Haley, "Vonage Records Regulatory Victory," internetnews.com, July 1, 2004.
アメリカでもIP電話が普及し始めているが、IP電話は「電話サービス」なのか「情報サービス」なのかでもめている。電話サービスだとすると重い規制の対象となってしまうからだ。VonageなどのIP電話サービス・プロバイダーは規制を逃れようとしているが、結論には時間がかかりそうだ。