情報社会学を構築する: 2005年2月アーカイブ
またまた創発関連本。
マーク・ブキャナン(阪本芳久訳)『複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線』(草思社、2005年)。
たくさんの他の本と一緒に注文したらちっとも届かない。同じ著者の下記の本のほうがおもしろいという声もある。どちらもまだ読んでない。
マーク・ブキャナン(水谷淳訳)『歴史の方程式—科学は大事件を予知できるか』(草思社、2003年)。
こんなのもあるらしい。
世界情報社会サミット(WSIS)東京ユビキタス会議 http://www.wsis-japan.jp/index_j.html ユビキタスネット社会の実現に向けた具体的方策や 想定される課題への取組みについての提言をまとめる。 開催日時:5月16日(月)、17日(火) 開催場所:東京(京王プラザホテル) 参加申し込み開始は3月上旬(予定)。詳細HP参照。 ※WSIS本会合は11月16−18日チュニジアにて。
使えそうなのでメモ。
全国均衡のあるブロードバンド基盤の整備に関する研究会 中間報告 「ブロードバンド・ゼロ地域脱出計画」の公表 http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050201_1.html ブロードバンドサービスが利用できる地域とできない地域の 間で生じている格差を是正することを目的。 国や地方公共団体との連携が重要と考え、 民間の活力を十分に発揮するための環境整備や支援措置 を挙げている。
特に以下の二つは興味深い。
参考2 市町村別ブロードバンドサービス普及状況
参考6 都道府県別ブロードバンドサービス普及状況
http://vielmetti.typepad.com/vacuum/2005/02/air_skype_free_.html
ボーイングの機内無線LANサービス経由でスカイプは使えるらしい。パワーブックなら内臓マイクだけでOK。すばらしい。
昨日、今日と、日経の世界情報通信サミットを見てきた。今回は周到にスケジューリングをしたので全部見ることができた。
いろいろおもしろかったけど、やはり一つの見せ場はスカイプとNTTの幹部がそろい踏みしたセッションだったのかなあ。スカイプの幹部は「スカイプはアプリケーション・ソフトの一つに過ぎない。インフラがなければ意味がない」と言っていて、NTTの幹部は「スカイプのようなP2Pは、光ファイバの有望な使い道です」と示し合わせたかのようなやりとりだった。電話の基本料金と通話料金は確かになくなるが、インフラの利用料が入ってくる限りNTTは生きていける。今までの巨大会社ではいられないかもしれないが、何とかなるのかもしれない。あるいは、NTT法の縛りが解ければ、同じパネルに出ていたFastWeb(イタリアでトリプル・プレーを展開中)のようにインフラ以外のところで稼げるようにもなるかもしれない。
國領先生のデジタルホーム、加藤幹之さんのセキュリティ、中村伊知哉さんのコンテンツのパネルもそれぞれ含蓄があった。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050202107.html
マック用スカイプの正式版ようやく出たようだ。