おかしら日記

土屋大洋「ニューヨークへ」おかしら日記、2021年9月14日。

土屋大洋「気が重いDX」おかしら日記、2021年11月9日。

土屋大洋「また海底ケーブルの話」おかしら日記、2022年1月25日。

土屋大洋「塾監局」おかしら日記、2022年3月22日。

土屋大洋「中山俊宏さん」おかしら日記、2022年5月31日。

土屋大洋「大学間の連携と競争」2022年7月26日。

土屋大洋「SFCで食にこだわる」おかしら日記、2022年10月4日。

土屋大洋「ニューヨーク物価」おかしら日記、2022年11月29日。

土屋大洋「大学の役職名」おかしら日記、2023年2月7日。

土屋大洋「新著2冊」おかしら日記、2023年4月11日。

特別研究プロジェクト@台湾

 わがSFCには特別研究プロジェクトという制度があり、夏休みや春休みに国内外で集中授業を行うと単位が付く。私は今までやってことがなかったが、たまたま日程がうまく空いたので、初めて8月上旬に実施した。10人の学部学生とともに台湾を訪問し、安全保障と文化における日台協力について学んだ。

 田中靖人・産経新聞台北支局長(SFC出身)にレクチャーをお願いしたり、台湾師範大学でもレクチャーをお願いしたりした。

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 有名な誠品書店を訪問すると確かに日本の本や雑誌が置いてある。写真は子供用のセット。台湾の子供もこういうのを買うのだろうか。それとも現地在住の日本人向け?

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 私の個人的な調査対象としては淡水という街にある海底ケーブル陸揚局。

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 中国語(繁体字)で海底ケーブルは「海底電纜」、陸揚局は「海纜站」というらしい。

 最終日の午後に国立政治大学で成果報告会を開き、コメントをいただいた。日台協力というのは簡単だけど、具体的に何ができるかと考えるととても難しい。お互いの文化が気に入って旅行しているだけではほとんど何も改善しない。それをひとまずは学生たちが認識してくれたようなので、ひとまず良かったことにしよう。

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 もちろん、合間にはおいしい料理もいただいた。写真は学部の時の同級生に連れて行ってもらった居酒屋での宴会料理。シジミの醤油漬け老酔蜆子がどこでもおいしい。

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デジタルメディアの奔流を誰が残しておくか

土屋大洋「デジタルメディアの奔流を誰が残しておくか」『MediaNet』第23号、2016年12月27日。

 湘南藤沢メディアセンター(簡単に言えばSFCの図書館)の所長を拝命している関係で書かせてもらった原稿。年末に出たのを忘れていた。

 秋から続いていた仕事の波が一段落して、今週は比較的平穏だ。明日のテレビ出演がやや頭の痛いところだが、それが終われば連休だ。今週中に原稿の修正2本と論文査読1本やれば良い。連休が明けて5月末まで短い原稿を1本書くだけで良いみたいだ。講演や国際会議はいくつかあるが、なんとか乗り切れる気がしてきた。

またソウルへ(11/21〜22)

 なんと、この2ヵ月間で3回目のソウルへ。私にとっては新記録だ。でも今度は1泊2日。33時間ぐらいの滞在。

 12月21日(金)の11時にソウルに到着すると、雪がずいぶん降っている。

 今回は、SFCが提携している延世大学の先生からのご招待。ちょうど、慶應=延世=復旦(中国)の遠隔授業10周年シンポジウムも開かれていて、SFCからも同僚教員4名に加えて大学院生がぞろぞろと来ている。

 私は復旦の先生や延世の先生と個別に協議をしていたので、シンポジウムにはフル参加できなかったが、たくさんの学生が参加し、議論も活発だったようで、良かった。

 延世大学に来たのは2回目だが、今回はキャンパス内をうろうろあるく機会があり、その大きさに驚く。慶應の全キャンパスをくっつけてもこの大きさにはかなわないのではないか。一つ一つのビルも大きい。

 延世には世界各国から留学生も集まっていて、日本の大学よりもグローバル化が進んでいるという気がする。延世の先生たちの英語はややブロークンだが、堂々と話していて気持ちがよい。学生たちの日本語はとてもきれいだ。

 今回は延世のH先生といろいろと突っ込んだ意見交換ができて良かった。両大学の関係強化につなげていこう。

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今回はおいしいものしか食べなかった。

ソウル(11/2〜4)

 8月、9月、10月は海外出張に行かず、おとなしくしていた。

 11月はじめに急遽、ソウルへ行くことになる。SFCで展開している日本研究プラットフォーム(JSP)の活動の一環だ。2日間で昔からの友達と新しい友達にたくさん会い、ネットワークを広げる。

 最近の日韓関係はあまり良くないが、実際にソウルに行ってみると、ニュースを通じて伝えられる雰囲気とはずいぶん違うなと感じる。

 印象的だったのは国民大学校の日本学研究所。スタッフの厚さと資料庫に驚かされる。日韓関係を支えているのはこういう研究者たちでもあるのだなと感心。

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 3日目早朝の便で金浦空港から羽田空港へ。そのまま三田へ行って午後1時からの会合に参加。こういうことができるのも近いからだ。

日本研究プラットフォーム・ラボ@ORF

 SFCでは日本研究プラットフォーム・ラボというのを始めていて、私も参加しています。

 すっかり告知を忘れていて、もう手遅れ感がありますが、木曜日と金曜日に開かれるオープン・リサーチ・フォーラム(ORF)で関連の展示とセッションがあります。どうぞお越しください。

 私が登壇するのは金曜日午後の「情報化社会の国際政治:ネット空間が繋げた東アジアの国際関係」です。台湾からゲストが二人いらっしゃる予定です。

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慶應義塾大学SFC研究所SFC Open Research Forum 2012

日本研究プラットフォーム・ラボ 国際シンポジウム

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来る11月22日(木)-23日(金・祝)に、「少子高齢社会」「情報社会の進展」「東アジアの国際関係・安全保障」など、地球社会が現在、あるいは近い将来に直面する社会的課題の解決に向けた実践的な研究テーマのもと、日本研究プラットフォーム・ラボが有するグローバルネットワークを通じてお招きする気鋭の研究者をパネリストにお招きした国際シンポジウムを開催いたします。

お誘いあわせのうえ、ご来場いただき、ご意見いただけましたら幸いです。みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

【日時】2012年11月22日(木)-23日(金・祝)

【場所】東京ミッドタウン ホール&カンファレンス

    SFC Open Research Forum 2012 会場内

http://orf.sfc.keio.ac.jp/access.html

    ※ホールB1Fにて、受付をお済ませの上、4Fカンファレンス

     会場へお越しください。

【セッションテーマ】

 ●「21世紀日本の通商政策をデザインする:Why TPP Matters ?」

  11/22(木)12:00‐13:30 カンファレンス4F

 ●「『地域資源』から『地域資産』へ:まちとの関わりをつくる」

  11/22(木)14:00‐15:30 ホールB1F

 ●「社会保障・税番号で社会は変わるか?」 

  11/22(木)16:00‐17:30 カンファレンス4F

 ●「ソーシャル×カルチャー×ロングテール」

  11/22(木)18:00‐19:30 カンファレンス4F

 ●「インターネットと日本の選挙-これからの民主主義を考える-」

  11/23(金・祝)10:30‐12:00 カンファレンス4F

 ●「イスラーム圏との学術交流」

  11/23(金・祝)10:30‐12:00 カンファレンス4F

 ●「小子高齢社会の保健医療をめぐるメゾ・ガバナンス」

  11/23(金・祝)12:30‐14:00 カンファレンス4F

 ●「情報化社会の国際政治:ネット空間が繋げた東アジアの国際関係」

  11/23(金・祝)14:30‐16:00 カンファレンス4F

▼ORF2012詳細はこちら

 http://orf.sfc.keio.ac.jp/ 

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※登壇者は、都合により変更となる場合がございます。また、セッションによっては、会場との質疑応答も含めインターネット中継を行うため、客席フロアを撮影することがあります。あらかじめご了承ください。

■お問い合せ先

 慶應義塾大学SFC研究所日本研究プラットフォーム・ラボ事務局

 jspアットsfc.keio.ac.jp