土屋大洋「宇宙で進むサイバー防衛 日本も体制整備を」『日本経済新聞』2020年6月24日。
人工衛星の脆弱性を探すHack-a-Satという試みが今夏のデフコン(オンライン)で行われます。
土屋大洋のブログ
土屋大洋「宇宙で進むサイバー防衛 日本も体制整備を」『日本経済新聞』2020年6月24日。
人工衛星の脆弱性を探すHack-a-Satという試みが今夏のデフコン(オンライン)で行われます。
私が客員として居候させてもらったのはハワイのイースト・ウエスト・センター(EWC)ですが、ニューヨークにはイースト・ウエスト・インスティチュート(EWI)というシンクタンクがあります。
そこが最近、Weathering TechNationalismという報告書を出しました。weatherという単語は普通は「天気」という意味ですが、動詞では「〔嵐・困難などを〕切り抜ける、乗り切る、乗り越える」という意味があります。
技術ナショナリズムといえば、1980年代から90年代にかけての日米摩擦を思い出します。私が学部の卒業論文のテーマとしたのも日米半導体摩擦でした。そのころは「テクノナショナリズム」といって「ノ」が入っていましたが、最近は「テクナショナリズム」いうようですね。
もちろん、今は米中の間の摩擦です。このレポートも中国版が出ています。翻訳したのは復旦大学の沈逸のチームだそうです。
昨日、この報告書のブリーフィングがオンラインであり、米中の他、インド、シンガポール、インドネシア、日本から参加がありました。報告書の著者の一人であるBruce W. McConnellの招きで私も参加させてもらいました。
土屋大洋「海底の頼みの綱」おかしら日記、2020年5月26日。
土屋大洋「安全保障のニューノーマル サイバー能力の向上急げ」『日本経済新聞』2020年5月27日。
土屋大洋「3つのウイルスとの世界大戦 自由な情報流通に懸念も」『日本経済新聞』2020年4月29日。