The Very Long Game

Heiko Borchert, Torben Schütz, and Joseph Verbovszky, eds., The Very Long Game: 25 Case Studies on the Global State of Defense AI, Springer, 2024.

オープンアクセスで全文読めます。私は”Overcoming the Long Shadow of the Past: Defense AI in Japan”というチャプターを書いています。しかし、これを脱稿した後に「防衛省AI活用推進基本方針」が出てしまいました。もうちょっと早く出して欲しかった。

Governing the Global Commons: Challenges and Opportunities for US-Japan Cooperation

John Bradford, Kristi Govella, Kyoko Hatakeyama, Saadia M. Pekkanen, Setsuko Aoki, James Lewis, and Motohiro Tsuchiya, “Governing the Global Commons: Challenges and Opportunities for US-Japan Cooperation”, German Marshall Fund (GMF), 19 December 2022.

ずいぶん前のことですが、オンライン・イベントを元にした報告書が出ました。Kristiのイニチアチブに感謝です。

中外時評

土屋大洋「米中対立が阻むデジタル投資 太平洋島しょ国支援で」『日本経済新聞』2021年7月27日。

土屋大洋「動き出す国家のサイバー捜査 海外連携、抑止に軸足」『日本経済新聞』2021年9月28日。

土屋大洋「データこそ経済安全保障の要 中国の政策変化に目配りを」『日本経済新聞』2021年11月23日。

土屋大洋「潜水艦探知巡る主要国の暗闘 日本も技術革新に対応を」『日本経済新聞』2022年1月25日。

土屋大洋「侵略国の株奪うサイバー戦 対ロシア、ハッカー巻き込む」『日本経済新聞』2022年3月29日。

土屋大洋「サイバー戦略を見直す契機 認知能力向上が重要に」『日本経済新聞』2022年5月24日。

土屋大洋「データの安全な保管場所 ウクライナは欧州に分散」『日本経済新聞』2022年7月26日。

土屋大洋「権威主義が脅す学問の自由 目障りな研究者を拘束」『日本経済新聞』2022年9月27日。

土屋大洋「民主主義左右する海底通信網 戦時下で繰り返される切断」『日本経済新聞』2022年11月29日。

土屋大洋「偽情報飛び交う台湾選挙戦 中国がもくろむ分断の流れ」『日本経済新聞』2023年1月24日。

土屋大洋「転機迎えるサイバー安全保障 日米、問われる本気度」『日本経済新聞』2023年3月28日。

ウクライナ侵攻とサイバー戦

土屋大洋「ウクライナ侵攻とサイバー戦」拓殖大学海外事情研究所編『海外事情』第70巻4号、2022年7・8月号、44〜57頁。

「見えてきたロシア・ウクライナ戦争の現実」特集に書かせていただきました。

グローバルシフトと新たな戦争の領域

土屋大洋「第3章 サイバーセキュリティと地政学・地経学」藤巻裕之編著『グローバルシフトと新たな戦争の領域—精密兵器と競争のフロンティアが国際政治に及ぼす変動と変容—』東海教育研究所、2022年、78〜97頁。

東海大学の藤巻先生からお誘いを受けて執筆させていただきました。

ハックされる民主主義

土屋大洋、川口貴久共編『ハックされる民主主義—デジタル社会の選挙干渉リスク—』千倉書房、2022年。

先月、出版されました。サントリー文化財団の研究助成を受けました。関係各位に感謝します。

よくわかる国際政治

よくわかる国際政治

廣瀬佳一、小笠原高雪、小尾美千代編『よくわかる国際政治』ミネルヴァ書房、2021年。

「IT革命」(144〜145頁)、「コラム9 サイバー防衛と国際政治」(110〜111頁)を担当しました。

チープ・フェイク

土屋大洋「チープ・フェイク」『朝雲』2021年6月17日。

ディープ・フェイクについてよく議論されますが、必ずしもディープじゃなくても良いという話です。

ディープ(深い)の反対はシャロー(浅い)ですが、フェイクに付くときのディープは「難解な」という意味で、その反対として(語呂も良いので)チープ(ちゃちな)が使われるようです。