またインテリジェンス

「国際政治における情報の機能」という題で原稿を頼まれていた。1万字とそれほど長くないけど昨年秋に依頼をされて、締切は3月末日。ずっと頭の中で構想は練っていたのだが、ここ数週間のゴタゴタで結局締切に間に合わなかった。お詫びして締切を延ばしてもらい、昨晩午前3時に書き上げてメールで送った。

たぶん依頼を出した方は考えていなかったはずだが、私に頼んだ時点で「国際政治における情報の機能」はインテリジェンスの問題になってしまった。ひょっとするとNGが出てしまうかもしれない。うまくいけば夏には出るようだが、どうなるか。

そして、今日は別の原稿(短いコラム)の締切。これも頭の中にはずっとあったが書けてない。今日が締切なら今日の夕方までには出すべきだが、昼間はいろいろあって書けなかった。このブログを書いている暇があったら原稿を書けばいいのだが、いまいち筆が進まない。今日もあと1時間あまりになってしまった。

おまけにTK氏からは今週中に別のコラムを書けと言ってきている(つらいぞ)。ううう。3カ月引き伸ばしている英文原稿はどうなるのだろうか。このまま月末の出張に突入してしまいそうだ。いや行く前にさらに別の原稿の締切もある。今日来た原稿依頼はKK氏に転送しよう。すまん。

知的な作業場

ktaguma`s Fotolog(2004年3月31日)に元の職場の私の机をとった写真が出ている。乱雑で美しくない。さわやかで知的な作業場を持ってみたい。

知的生産のための環境に興味を持っていろいろ本を読んでみたけど、なかなかピンと来るものがない。ジャーナリストでバリバリ仕事している人の部屋などは乱雑極まりないことが多い。頭の中が整理されていればいいのかもしれないが、「この資料があの時見つかっていればもっといい原稿が書けたのに」と思うことがよくある。読んだ資料全部を頭の中にためておけるほど私は記憶力がよくない。

本を全部スキャンしてハードディスクに入れておくという人も出てきているようだが、手間の割に使い勝手は悪いのではないかと考えてしまう。

立花隆や猪瀬直樹のように蔵書のためのビルを建てる余裕はないからなあ。21世紀前半(私が死ぬまで?)は悩み続ける気がする。

献血

新年度を機に有楽町の献血センターに行って献血をしてきた。久しぶりの献血。献血手帳を持っていなかったので、以前の記録を調べてもらったら、今よりも体重が7キロも少なかった。いかん。

水分をガブガブとっていざ献血に臨む。前回と同じ400ml。しかし、やはり前回と同じく気分が悪くなる。もともと血の話には弱いのだが、見てもいないのに想像するだけで気持ち悪くなる。耳元で何やら機械がプシューとなるといっそうムカムカしてくる。

結局、400mlとり終わった頃には顔面蒼白。手にも血の気がない。椅子の背もたれをバタリと倒して、足まで高くしてもらう。何だか目がグルグル回って吐き気がおそってくる。小一時間、そのまま横になっているが、ちっとも血圧が上がらない。

ほうほうの体で外に出るが、その後は仕事にならなかった。

何かいいことがあったら献血することにしているのだが、今回はつらかった。昨晩、歓送会で飲み過ぎたのがいけないのかもしれない。幸い、肝臓の数値は正常だった。

「いいこと」とは、新しい仕事が見つかったこと。これを機にブログを再開したいと思う。