『仮想戦争の終わり』

土屋大洋監修『仮想戦争の終わり―サイバー戦争とセキュリティ―』KADOKAWA、2014年(角川インターネット講座第13巻)。

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 発売日が12月25日に決定したようですが、本の目次や執筆者が出ていないようなので、ここに載せておきます。700円安いKindle版も出ます。500円安いiBooks版もあります。

第1部 変容するサイバーセキュリティ

 序章 仮想戦争の終わり 土屋大洋

 第1章 サイバー攻撃と防御の基礎 西本逸郎

 第2章 制御システムのセキュリティ 新誠一

 第3章 サイバー攻撃の主体とサイバー防衛のための人材育成のあり方 名和利男

 第4章 サイバー犯罪とは何か 坂明四方光

 第5章 サイバーセキュリティと通信の秘密 林紘一郎

第2部 サイバーセキュリティの国際安全保障

 第6章 歴史的観点から見た日米情報戦 簑原俊洋

 第7章 サイバー戦争と国際法 橋本靖明河野桂子

 第8章 サイバー戦争とその抑止 川口貴久

 第9章 サイバーセキュリティの国際連携と信頼醸成措置 小宮山功一朗、早貸淳子

治安フォーラム連載3回分

 最近のものをまとめて(連載第12回〜14回)。

土屋大洋「米サイバー軍と国家安全保障局の第二幕」『治安フォーラム』2014年9月号、48〜51頁。

土屋大洋「米軍が目指す統合情報環境(JIE)」『治安フォーラム』2014年10月号、62〜65頁。

土屋大洋「政府とハッカーの分裂」『治安フォーラム』2014年11月号、37〜40頁。

 ここでいう「ハッカー」は本来の意味で、悪いことをする人ではありません。8月にラスベガスで開かれたデフコンに行って来たので、そのことを書いています。

角川インターネット講座

 角川インターネット講座に参加しています。

 全15巻のうちの第13巻を担当しています。監修者の格好良い写真が並んでいますが、私はその辺で急いで撮ってもらった写真のままです(国内にいないので)。

http://kci-salon.jp/

 第1回配本分の3冊がまもなく出るそうです(第1、4、9巻)。第13巻は、希望的観測としては年末に刊行です。

 今週金曜日の24日夜、刊行開始記念講座もあるそうです。

http://kci-salon.jp/thesalon.php

 ツイッターのアカウントもできたみたいです。

https://twitter.com/KciSalon

 宣伝しろとのことなので……。

グローバル・コモンズとしてのサイバースペースの課題

土屋大洋「グローバル・コモンズとしてのサイバースペースの課題」日本国際問題研究所「グローバル・コモンズ(サイバー空間、宇宙、北極海)における日米同盟の新しい課題」プロジェクト、2014年8月。

 昨年度から続くプロジェクトの分析レポートです。年度末報告書に向けての試論という位置づけです。

米国のサイバーセキュリティ政策

土屋大洋「米国のサイバーセキュリティ政策」拓殖大学海外事情研究所編『海外事情』第62巻3号、2014年3月、46〜59頁。

 「特集=第2期オバマ政権の動向」の一つとして書かせてもらいました。

 しかし! 大変なミスがありました。46頁下段後ろから4行目、「GGE」となるべきところが「GGC」となっています。提出原稿ではちゃんと「GGE」となっていたのですが、なぜか初稿ゲラで変わっていたのを見逃し、再校ゲラでも見落としました。そんなところが変わっているはずないという思い込みですね。ゲラのチェックは苦手です。残念なことになってしまいました。

壊れたセキュリティ・クリアランスと秘密保護

土屋大洋「壊れたセキュリティ・クリアランスと秘密保護」『治安フォーラム』2014年2月号、64〜67頁。

 連載の第7回目。諸事情により全10回で終了の予定です。すでに第10回までの原稿を提出済みです。何かあって差し替えるかもしれませんけどね。

秘密の終焉

土屋大洋「秘密の終焉」『治安フォーラム』2014年1月号、45〜48ページ。

 『治安フォーラム』側の都合で2013年12月号は休載になりました(私はちゃんと原稿を出していましたよ)。1ヶ月遅れで載った原稿です。

 NSAの問題が議論されていますが、英国のGCHQ(政府通信本部)の動きについて書いています。

ビッグデータの威力

土屋大洋「ビッグデータの威力」『治安フォーラム』2013年10月号、30〜33ページ。

 連載の第4回。NHKのクローズアップ現代に出演させてもらったことで刺激を受け、書きました。プリズムについての続きです。