著者が語る

土屋大洋「著者が語る 『暴露の世紀 国家を揺るがすサイバーテロリズム』」『月刊公明』2017年3月号、79頁。

 自著について紹介する記事を書かせていただきました。オンラインでの閲覧はできないようです。言うまでもないことですが、寄稿によって支持政党を示すものではありません。

タリン・マニュアル2.0

 長く待たれていたタリン・マニュアル2.0がリリースされた。amazonでも入手可能になっている。私はKindle版を入手した。この2.0は1.0の改訂版ではなく、1.0が戦時での国際法のサイバースペースへの適用を扱っていたのに対し、2.0は平時の適用を扱っている。まだ読めていないが、読むのが楽しみだ。

 ワシントンDCでは今週8日にAtlantic Councilで出版記念イベントが開かれる。ワシントンにおられる方は是非参加してください。元気があったらネット中継を見よう。

ハイブリッド戦争の到来

土屋大洋「ハイブリッド戦争の到来——サイバー攻撃が社会を混乱させる」『三田評論』2017年2月号、33〜36頁。

 『三田評論』は慶應の機関誌で、一般書店では手に入りにくいかもしれませんが、慶應義塾大学出版会のウェブで注文できます。2月号は「サイバーセキュリティの展望」という特集で、大塚海夫/三角育生/小宮山功一朗/村井純の各氏による座談会や、同僚の新保さんの寄稿もあります。

 他には国分良成防衛大学校校長の「防衛大学校と慶應義塾」という講演録が注目ですね。

日中韓サイバーセキュリティ・トラック2協議

土屋大洋「日中韓サイバーセキュリティ・トラック2協議」『東亜』2017年1月号、6〜7頁。

 11月にソウルで行った協議のことを書きました。オンラインでも読めます。

 そのソウルでお目にかかった毎日新聞の米村耕一ソウル支局長も書いておられます。米村支局長は慶應SFC(総合政策学部)の卒業生です。

暴露が続くアメリカ政治――ロシアが仕掛ける「情報攻撃」

土屋大洋「暴露が続くアメリカ政治――ロシアが仕掛ける『情報攻撃』」『Newsweek日本版』2017年1月14日。

 そして、これが先ほど公開されました。ちょっと似たような内容ですが、新しい動きが出てきたので。

 ついでに本日(2017年1月14日)の読売新聞の若江雅子編集員による「解説スペシャル 偽ニュース 『SNS謀略』」でもコメントを載せていただいています。オンラインで読むにはログインが必要なようです。

サイバー戦場の霧を晴らす

土屋大洋「サイバー戦場の霧を晴らす」日本国際問題研究所編『国際問題』2017年1・2月合併号。

「安全保障と技術の新展開」という特集号で、以下の皆さんの原稿もセットです。

安全保障の空間的変容 / 鈴木一人

無人化システム・ロボティクスと安全保障 / 神保 謙

技術と安全保障 米国の国防イノベーションにおけるオートノミー導入構想 / 森  聡

ウクライナ危機にみるロシアの介入戦略 ハイブリッド戦略とは何か / 小泉 悠