着任して1年7カ月、ようやく研究室に本棚を設置した(ただし、向かい側の壁には作りつけの本棚があってすでに本と資料で埋まっている)。3週間前に配達されたものの、忙しくてずっと設置できなかったが、H君の手伝いで何とか終わった。これで本を置く場所には困らなくなる。一時的だろうけど。
コンテンツ政策研究会設立総会のご案内
えっ、私も出るの?って感じだ。
【コンテンツ政策研究会設立総会のご案内】
今日、デジタル化の進展、日本コンテンツの世界的評価の高まりを背景に、
コンテンツ政策の重要性がクローズアップされております。
その時流に即して、この度、コンテンツ政策を学産官共同で学際的に
研究するプラットフォームを形成すべく、コンテンツ政策研究会を
発足する運びとなりました。
つきましては、下記日程にてコンテンツ政策研究会の設立総会を兼ねた
フォーラムを開催するにあたり、ご出席のお願いをいたしたく、
ここにご案内させていただきます。
お手数をおかけいたしますが、11月18日までにコンテンツ政策研究会事務
局(contents@ifit.or.jp)まで下記出欠シートに必要事項をご記入の上、ご
返信くださいますよう、お願い申し上げます。
また、会場の収容人員には限りがございますので、定員以上のお申込があ
った場合は、お申込の先着順にて締め切りとさせていただきます。あらかじ
めご了承下さい。
ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますよう、
宜しくお願い申し上げます。
ネットワークにおける創発現象とSNS
吉田倫子、土屋大洋「ネットワークにおける創発現象とSNS」『世界週報』2005年11月8日号、60〜61ページ。
ほとんど富士通総研の吉田さんが書いているけど紹介だけ。
人待ち中
新宿で人待ち中。今日はとても気持ちがよい。秋だなと思う。大きな問題もひとつ片付きそうだ。
洞道
先日、都心某所で洞道(とうどう)を見せてもらう機会があった。洞道というのは通信会社や電力会社が地下に持っているトンネルだ。地上のビルから集まってくるケーブルを集約して通信会社や電力会社につないでいる(NTT東日本や東北電力のページを参照)。他にも自治体などが持っていたり、共同保有しているものもある。たいていは道路の下にあり、地下2〜3メートルのところや、数十メートルのところにあるものもあるそうだ。
ある研究会の一環として私が見せてもらったのは、まさに都心の一角なのだが、その会社の地下食堂の脇のロックされたドアをくぐり、ヘルメットをかぶってさらにいくつかのドアを抜けると別世界が広がる。何もなければ車が通れるくらいの空間で、薄暗く、ラックに無数のケーブルが走っている。ケーブルは水や火から守るためにコーティングされているが、洞道の中は蒸し暑い。
洞道はかなり広くつながっており、東京23区なら、歩いてどこでも行けるそうだ。ただし、入ったところから出るというルールがあるから、関係者でも便利に使うことはもちろんできない。地方に行くと洞道はほとんどなく、細い管路が使われているそうだ。セキュリティ上、写真を撮らせてもらえなかったのが残念。
トマトのその後
ミニトマトは、夏の間ぐんぐん成長し、たくさん実をつけた。しかし、枝が広がりすぎて不安定になり、台風で三回ほどひっくり返って鉢から飛び出した。それでも成長し続け、11月に入ったのにまだ花が咲き実がなる。だいぶスローペースになり、もうすぐ終わりなのかと思うが、けなげに実をならせる姿は感動的だ。ここ最近、私の生活には腹立たしいことが続くのだが、このミニトマトの苗が被った被害に比べれば大したことはない。実を結ぶように頑張ろう。
象牙の塔の内側
たまたま読んだForeign Policyの記事がおもしろかった。
“Inside the Ivory Tower,” Foreign Policy, November/December 2005.
アメリカの大学で国際関係論を教える教員1084人にアンケートをとったそうだ。その結果、若い教員ほど理論や学術的論争について教えているのに対し、キャリアが進むにつれて現実世界の問題を論じるようになる。したがって、象牙の塔にこもって十年一日のごとく、古いノートにしがみついた授業をやっているわけではないという。
まあ、それは当然だろう。堅実に業績を出しつつけていれば、そのうち政府の委員会などに呼ばれる機会が増えるはずだ。そうするとだんだん現実世界の仕組みがはっきり見えてくる。反面、学会誌の論文を読んでいる時間はなくなる。
教員の博士の学位の25%は、コロンビア、ハーバード、UCバークレー、MIT、ミシガン、スタンフォードのいずれかだそうだ。もっと独占率は高そうな気もするが、そんなものか。
アメリカの学者は安全保障、政治経済、米国の外交政策が得意だが、地域研究の経験が足りないという。それは強く感じるなあ。もっと在外研究やればいいのに。
宣伝:今年もORFやります
慶應義塾大学 SFC研究所主催
SFC Open Research Forum 2005 (ORF2005)
レッドクイーンの法則〜知の遺伝子進化を加速せよ〜
2005年11月22日(火), 23日(水・祝)
於 六本木アカデミーヒルズ40(六本木ヒルズ森タワー40階)
参┃加┃登┃録┃受┃付┃開┃始┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
入場無料・事前登録WEBをご活用ください。
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=[CONTENTS]=============================================================
1. SFCオープンリサーチフォーラム2005 概要
2. プログラム構成
3. 追加情報!!
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1. SFCオープンリサーチフォーラム2005 概要!
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慶應義塾大学SFC研究所は、今年も11月22日(火)・23日(水・祝)に「ORF」
の呼称でお馴染みのSFC オープンリサーチフォーラムを開催いたします。
SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス) の研究活動の成果を広く社会に公開し、
産官学連携の更なる発展を図る場として、1996年より毎年秋に行っております。
第10回となる今回のテーマは、レッドクイーンの法則〜知の遺伝子進化を加速
せよ〜。
レッドクイーンとはルイス・キャロル(山形浩生訳)『鏡の国のアリ
ス』(2000)からの引用で、新しい知を求めて走り続ける人の象徴です。
新しい知を求め求める動きの最先端に居続けようとするためには、走り続け
なければなりません。ORFは実験キャンパスとして走り続けることを求められる
SFCの研究活動を社会に公開すると同時に、フィードバックを受け、社会との
コミュニケーションを図る場となります。
様々な領域で活躍する有識者をゲストにお招きして行う政策、情報技術、看護
医療等に代表される様々な分野をカバーするSFCの教員との対談は他では聴くこと
のできない社会の将来展望を提案する場となります。このほか、最新のRFID技術
を使用した来場者参加型のサービスを提供する環境を用意いたします。
また例年通り、先端的研究のデモンストレーションや展示、セッション形式の
成果発表などを予定しています。
【 主 催 】慶應義塾大学SFC研究所
【 共 催 】SFCフォーラム
湘南藤沢学会
Digital Art Awards 2005
SFCホームカミングデイ2005
詳細はオフィシャルWebページをご覧ください。
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2.プログラム構成
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【プログラム構成】
メインセッション
各研究プロジェクトの発表
展示・デモンストレーション、ポスターセッション、セッション
Digital Art Awards 2005
湘南藤沢学会研究発表大会
SFC Entrepreneur Award 2005
レセプション
【メインセッション】
11月22日(火)
○日韓インターネット政治対話
コーディネータ:神保 謙 総合政策学部専任講師
金 宇祥 延世大学教授
パネリスト(パネリストはすべて予定)
<日本側>
〔自民党〕 山本 一太/ 河野 太郎
〔民主党〕 野田 佳彦/ 前原 誠司
<韓国側>
〔ウリ党〕 宋 永吉(ソン・ヨンギル)/金 栄春(キム・ヨンチュン)
〔ハンナラ党〕朴 振(パク・ジン)/元 喜龍(ウォン・ヒリョン)
○バイオテクノロジー&ビジネス
冨田勝×宮田満(日経BPバイオセンター長)
○インキュベーションシンポジウム part1
山本捷雄(藤沢市長)×熊坂賢次× 國領二郎×橋本岳(衆議院議員)
○インターネット・グローバリズム
村井純×大前研一(経営コンサルタント)
○インキュベーションシンポジウム part2
松沢成文(神奈川県知事)×鈴木孝男(独立行政法人中小企業基盤
整備機構理事長)×藤原洋(株式会社インターネット総合研究所
代表取締役所長 最高経営責任者)×村井純×國領二郎
11月23日(水・祝)
SFCを代表する教員らによる授業形式のセッションです。SFCが創りつ
つある新しい学問・アカデミズム、先端研究をわかりやすく提示します。
・10:00〜10:50 土屋 大洋
・11:00〜11:50 佐藤 雅彦
・12:00〜12:50 福田 和也
・13:00〜13:50 國領 二郎
・14:00〜14:50 赤木 昭夫
・15:00〜15:30 小林正忠教育奨励奨学金中間報告会
・15:50〜17:20 【創造的破壊者としてのSFC】
小島 朋之×冨田 勝×佐藤 蓉子×徳田 英幸×吉野 肇一×村井 純
詳細はオフィシャルWebページをご覧ください。
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3.追加情報!!
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SFCオープンリサーチフォーラム2005の会場では、昨年に引き続きRFIDを
用いた来場者参加型のサービスを提供いたします。こちらへのご参加も
事前登録で登録できますのであわせてご活用ください。
= オープンリサーチフォーラム(ORF)2005に関するお問い合わせ先=============
慶應義塾大学SFC研究所 ORF2005事務局
〒252-8520 神奈川県藤沢市遠藤5322
TEL: 0466-49-3436
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※上記の情報は10月26日現在のものです。変更される場合もございますので、
予めご了承ください。最新情報は各オフィシャルサイトにてご確認ください。
いただきもの:イスラームの人権
こういうの読みたかった。ついに同僚の奥田先生が書いてくれた。
東京温泉
募集:社会シミュレーションの作成体験講座
同僚の井庭さんからお知らせ(SFCの学生は対象外です)
ロンドンの地下鉄の写真には許可がいる
ロンドンには監視カメラがいっぱいあるという話は、先日のテロの時に盛んに報じられた。おもしろいので見つけたものからとってみる。なんと言っても地下鉄が多いが、レストランの中にもある。
今日はLSEでセミナーを開いてもらって話をしてきたのだが、その後、11人で宴会をする。その席で監視カメラの話をしていたら、地下鉄で写真を撮るには許可が必要で、勝手に撮ってクリエイティブ・コモンズのライセンスをつけて公開したら訴えられるぞという話を聞いた。調べてみると確かに許可が必要という規則があるらしい。
ついでにCCUKで話題になったのがトラファルガー広場での撮影。こちらも許可がないと撮影できないというルールがある。
どちらのケースも観光客がやることにいちいち目くじらたてて取り締まるということではなく、商業利用をするときの話のようだが、撮った写真を勝手に商業利用すると問題になる可能性がある。地下鉄の中で映画撮影とかモデルの写真撮影しては迷惑だというのは分かるが、広場ぐらいどうにかならないものか。まして、写真撮影全部許可が必要(地下鉄の場合は「anybody wanting to film or take pictures must seek prior permission from the London Underground Film Office」と書いてある)という書き方はどうなのかなあ。私は上記の写真で訴えられる可能性があるのかなあ(ちくらないでください)。広場にいる警官にシャッターを押してもらって写真を撮るとどうなるのだろう(そもそもその写真の著作権は警官にあるのか?)。
プレミア・リーグを観戦
割とぐっすり眠った後、イングリッシュ・ブレックファストを食べてでかける。
市内にあるYoung FoundationというところでOpen Businessについて議論。クリエイティブ・コモンズを使ったビジネス・モデルを共有するという趣旨。しかし、「open」と「business」の定義が多様でよく分からない。これを始めたChristianもわざとぼかしているという。
夜はあいていたのでサッカー観戦。地元FulhamとWest Bromの試合。地下鉄の駅から延々と真っ暗な公園の中を歩かないとたどり着かないスタジアムっていうのもおもしろい。街灯すらないところもある。スタジアムはこぢんまりとしていて、ピッチまで10メートルぐらいの席で見られる。でかい声の野次に選手が反応してくれる時もある。アメリカの野球もそうだけど、観客と選手の距離が近いと迫力が断然違う。
何も考えずにFulhamを応援していたのだが、West Bromに何となく見たような顔が。目をこらして背中の文字を追うとやはりINAMOTOだった。サッカー不案内の私は移籍したのは知らず、Fulhamに稲本がいたんじゃなかったかなあというぐらいの知識しかなかった。
試合はFulhamのミスで1点差でWest Bromが勝ちそうだったのだが、ロスタイムで奇跡の同点劇。川の脇のスタジアムはあまりに寒いので延長戦は見ないで帰った。ところが、延長でゴールを決めたのは稲本だった。もう少し見れば良かった。
雨降るロンドン
約12時間のフライトの間、ほとんど眠れずに映画を4本見る(ニコール・キッドマンが楽しそうに演じている『奥さまは魔女』、バットマン誕生秘話がたっぷりの『バットマン・ビギンズ』、ボストン・レッドソックス狂の『フィーバー・ピッチ』、リストラされそうなアメリカのお父さん奮闘記『イン・グッド・カンパニー』)。今から7時間ほど前、雨降るロンドンに着いた。ヒースロー空港からパディントン行きの快速電車に乗り、ホテルにチェックイン。
一足先に着いていたkkさんからメッセージ。18時半からホテルの近くでCory Doctorowが新著『Someone Comes to Town, Someone Leaves Town』の出版イベントをしているとのこと。この本の紙版にはCCライセンスはついていないが、オンライン版にはCCライセンスがついている。
少し遅刻して会場に着くと、CCUKのクリスが待っている。二人で雑談している間に出版イベントは終了していた。kkさんや他の連中と合流して、近くのレバノン料理屋へ。イスラム系の料理屋だからアルコールはなし。滞在中の打ち合わせをしようとするが、大音響で流れる音楽のため、なかなか大変。最後はパブでビールを飲みながらCC談義に花を咲かせる。
けっこうくたびれた。ほぼ徹夜状態だ。ぐっすり眠れそう。
また京都
金曜日に京都で行われるはずだった研究会がキャンセルになった。しかし、ついでに土曜日の時代祭を見るつもりだったので、土曜の朝の新幹線で京都に行く。遊ぶ時間は無理矢理作らないといけない。
祭りの前に腹ごしらえと思って「京めん」なるものを食べる。うどんのつゆにラーメンの麺が入っている。いまいちパンチがない。
時代祭は、京都御苑から平安神宮まで行われるパレード。明治に東京遷都が行われてから京都を盛り上げるために始まったそうだ。京都三大祭りの一つ。明治から古代までそれぞれの時代の有名人たちが登場しながら時代をさかのぼっていく。
例えばこの人は羽柴秀吉役。
天気は良くなかったけどおいしいもの食べて帰ってきた。つかの間の休みだった。
北岡元教授
先日、授業のゲストで北岡元・国立情報学研究所教授に来ていただき、エキサイティングな話をしていただいた。理論編もさることながら、初めてうかがう歴史編も大変興味深かった。インテリジェンスに対する世間の認知もだいぶ進んできた気がする。
辺境の小国の技術戦略
「辺境の小国の技術戦略—ニュージーランドのクリエイティブ産業—」がホットワイアードに掲載。
いただきもの:ブロードバンドの発展と政策
クマができる
最近、確かに忙しい。しかし、それなりに睡眠時間も確保している。のに、目の下にクマができることが多くなった(くまをとるというブログをしている友人もいる。関係ないけど)。ふと鏡を見るとやつれて、クマができている。
夏以降、なんとなく顔が疲れ気味のような気がするのですが、気のせいでしょうか・・・
なんてメールも事務室からいただいてしまった。自分が思っている以上にやつれているのは、いいのか、悪いのか。涼しくなったから仕事はしやすくなったんだけどね。まあ、いーや。
いただきもの:マニフェスト白書2005総選挙版
PHP総合研究所さんからいただいた。前回の『マニフェスト白書2005』を7月26日に発表したら、8月8日に衆議院解散、9月11日に総選挙。今回の総選挙版は、マニフェストの評価を公示直前あるいは選挙期間中に行うと公職選挙法に抵触するおそれがあったために、選挙後に発表とのこと。なるほど。