土屋大洋「ハイブリッド戦による作戦領域の変化」渡邊啓貴編『トピックからわかる国際政治の基礎知識』芦書房、2023年、64-66頁。
サイバーグレートゲーム : データをめぐる大国間競争
土屋大洋「サイバーグレートゲーム : データをめぐる大国間競争」隊友会編『ディフェンス』第59号、2021年、102-110頁。
サイバーグレートゲーム : サイバーセキュリティをめぐる大国間競争
土屋大洋「講演 サイバーグレートゲーム : サイバーセキュリティをめぐる大国間競争」『警察学論集』第75巻3号、2022年3月、20-31頁。
サイバー・宇宙空間・技術のガバナンス
土屋大洋「サイバー・宇宙空間・技術のガバナンス」神保謙、廣瀬陽子編『流動する世界秩序とグローバルガバナンス』慶應義塾大学出版会、2003年。
ウクライナ戦争が示す不敗の法則
鈴木一人、土屋大洋「対談 ウクライナ戦争が示す不敗の法則 サイバーや宇宙利用は手段 戦いを決する量・質・外交」『中央公論』第136巻9号、2022年9月、84-95頁。
中外時評
土屋大洋「米中対立が阻むデジタル投資 太平洋島しょ国支援で」『日本経済新聞』2021年7月27日。
土屋大洋「動き出す国家のサイバー捜査 海外連携、抑止に軸足」『日本経済新聞』2021年9月28日。
土屋大洋「データこそ経済安全保障の要 中国の政策変化に目配りを」『日本経済新聞』2021年11月23日。
土屋大洋「潜水艦探知巡る主要国の暗闘 日本も技術革新に対応を」『日本経済新聞』2022年1月25日。
土屋大洋「侵略国の株奪うサイバー戦 対ロシア、ハッカー巻き込む」『日本経済新聞』2022年3月29日。
土屋大洋「サイバー戦略を見直す契機 認知能力向上が重要に」『日本経済新聞』2022年5月24日。
土屋大洋「データの安全な保管場所 ウクライナは欧州に分散」『日本経済新聞』2022年7月26日。
土屋大洋「権威主義が脅す学問の自由 目障りな研究者を拘束」『日本経済新聞』2022年9月27日。
土屋大洋「民主主義左右する海底通信網 戦時下で繰り返される切断」『日本経済新聞』2022年11月29日。
土屋大洋「偽情報飛び交う台湾選挙戦 中国がもくろむ分断の流れ」『日本経済新聞』2023年1月24日。
土屋大洋「転機迎えるサイバー安全保障 日米、問われる本気度」『日本経済新聞』2023年3月28日。
ウクライナ侵攻とサイバー戦
土屋大洋「ウクライナ侵攻とサイバー戦」拓殖大学海外事情研究所編『海外事情』第70巻4号、2022年7・8月号、44〜57頁。
「見えてきたロシア・ウクライナ戦争の現実」特集に書かせていただきました。
先行者であるが故の脆弱性への対応
土屋大洋「先行者であるが故の脆弱性への対応」『大学時報』第405号、2022年7月、38〜39頁。
日本私立大学連盟の『大学時報』に小文を載せていただきました。タイトルが少し上から目線のような気がしてきました。
ユーラシア・ダイナミズムと日本

土屋大洋「第12章 サイバーグレートゲームと二つのハートランド」渡邊啓貴監修、公益財団法人日本国際フォーラム編『ユーラシア・ダイナミズムと日本』中央公論新社、2022年、321〜336頁。
日本国際フォーラムのプロジェクトの成果です。
グローバルシフトと新たな戦争の領域

土屋大洋「第3章 サイバーセキュリティと地政学・地経学」藤巻裕之編著『グローバルシフトと新たな戦争の領域—精密兵器と競争のフロンティアが国際政治に及ぼす変動と変容—』東海教育研究所、2022年、78〜97頁。
東海大学の藤巻先生からお誘いを受けて執筆させていただきました。
ハックされる民主主義

土屋大洋、川口貴久共編『ハックされる民主主義—デジタル社会の選挙干渉リスク—』千倉書房、2022年。
先月、出版されました。サントリー文化財団の研究助成を受けました。関係各位に感謝します。
よくわかる国際政治

廣瀬佳一、小笠原高雪、小尾美千代編『よくわかる国際政治』ミネルヴァ書房、2021年。
「IT革命」(144〜145頁)、「コラム9 サイバー防衛と国際政治」(110〜111頁)を担当しました。
Cybersecurity Governance in Japan
Hidetoshi Ogawa and Motohiro Tsuchiya, “Cybersecurity Governance in Japan,” International Journal of Cyber Diplomacy, vol. 1, no. 1, 2021, pp. 7-31.
ジャーナルの創刊号に掲載してもらえるというのはなかなかありません。小川秀俊さんと共著です。
チープ・フェイク
土屋大洋「チープ・フェイク」『朝雲』2021年6月17日。
ディープ・フェイクについてよく議論されますが、必ずしもディープじゃなくても良いという話です。
ディープ(深い)の反対はシャロー(浅い)ですが、フェイクに付くときのディープは「難解な」という意味で、その反対として(語呂も良いので)チープ(ちゃちな)が使われるようです。
サイバー攻撃防ぐ新国際協調 技術の民主主義守る12カ国
土屋大洋「サイバー攻撃防ぐ新国際協調 技術の民主主義守る12カ国」『日本経済新聞』2021年5月25日。
The Triadic Conflict That Lies Ahead in the U.S.-China Tech Confrontation
Koichiro Komiyama and Motohiro Tsuchiya, “The Triadic Conflict That Lies Ahead in the U.S.-China Tech Confrontation,” Asia Policy, Vol. 16, No. 2, April 2021, pp. 43-55.
共著の英語論文が出ました。これはほとんど共著者の小宮山功一朗さんの成果です。
認知スペースをめぐる戦い
土屋大洋「認知スペースをめぐる戦い」『朝雲』2021年4月15日。
安保・防衛問題の専門紙『朝雲』に1年間、毎月書かせていただけることになりました。
中外時評4本
土屋大洋「繰り返すロシアの米国介入 サイバー攻撃で再び爪痕」『日本経済新聞』2020年12月30日。
土屋大洋「表現の自由、終わらぬ論争 米通信品位法に改正機運」『日本経済新聞』2021年1月27日。
土屋大洋「データセンターの地政学 立地はどこに向かうのか」『日本経済新聞』2021年2月24日。
土屋大洋「加速する欧州のデジタル戦略 日本も連携に向け努力を」『日本経済新聞』2021年3月31日。
これらも掲載を忘れていました。これまで日本経済新聞の中外時評欄には2019年4月から毎月末の水曜日に掲載していただきました。今後は隔月になります。次の掲載は5月26日(水)の予定です。
そして、今月から別の媒体でも月1本の連載が始まります。
新時代のグローバル・ガバナンス論
土屋大洋「サイバースペース」西谷真規子、山田高敬編著『新時代のグローバル・ガバナンス論—制度・過程・行為主体—』ミネルヴァ書房、2021年、315〜324頁。

神戸大学の西谷先生、名古屋大学の山田先生が編著をされた本に参加させていただきました。最終章を担当しています。全24章、334ページにぎっしり、いろいろな分野のグローバル・ガバナンス論が詰まっています。
サイバーグレートゲーム
土屋大洋『サイバーグレートゲーム—政治・経済・技術とデータをめぐる地政学—』千倉書房、2020年。

4年ぶりに単著を出版していただきました。編集は神谷竜介さん、装丁は米谷豪さんです。お二人にはこれまでも何度もお世話になってきました。神谷さんには『海洋国家としてのアメリカ』『サイバーセキュリティと国際政治』『アメリカ太平洋軍の研究』をお願いしてきました。米谷さんには『ネットワーク・パワー』『サイバーセキュリティと国際政治』『アメリカ太平洋軍の研究』でお世話になりました。今回もありがとうございます。
この本の原稿は、2018年の春からまとめ始めました。4月から9月までサバティカル(研究休暇)をいただき、三田キャンパスのグローバルリサーチインスティテュート(KGRI)に籠もっていました。しかし、なかなか進まず、ズルズルと時間が経ち、そうこうしているうちに忙しくなり、今日になってしまいました。
サイバーセキュリティとなると、パソコンの前に座っていれば分かるという感じがあるかもしれませんが、実際には国際政治の一環であり、インテリジェンス活動の一環でもあります。インターネット上に文字として表現されない、画像や動画として表現されないことがあり、それを見聞きし、感じ取るためには、現場に行かなくてはならないこともあります。2016年12月に『暴露の世紀』を出していただいて以来、見聞きし、考えたことが詰まっています。各所で撮った写真も入れてもらいました。
無論、直近の9ヶ月間はどこにも行っていませんし、新型コロナウイルス対策に追われてきたわけですが、しかし、どこにも行かなかったがゆえに、まとめられたという気もします。
目次
第1章 サイバーセキュリティにおける予期と特定
第2章 統合される作戦領域
第3章 選挙介入とフェイク・ニュース
第4章 サプライチェーン・リスク
第5章 サイバーインテリジェンス
第6章 サイバー外交
第7章 サイバー防衛
第8章 狙われる日本
「サイバーグレートゲーム」というタイトルは、日本経済新聞に載せていただいたコラム「現代のグレート・ゲーム データ資産をめぐる争奪戦」(2020年7月29日)から取っています。2019年4月から毎月、「中外時評」欄に書かせていただいています。
「あとがき」で感謝すべき方々のお名前を挙げていますが、いつも忘れている人がいるのではと心配になります。多くの方々のお世話になっています。ありがとうございます。
追記:大変申し訳ないことに、手違いで古い略歴がこの本には掲載されています。すでに慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)の副所長は退任し、上席所員に変わっています。大変申し訳ありません。
修正点:今のところ以下の修正点が見つかっています。
- 15ページ 下から3行目 「その指令と当時に」→「その指令と同時に」
- 56ページ 11行目 「あるいはDNC」→「あるいは民主党全国委員会(DNC)」
- 56ページ 18行目 「民主党全国委員会(DNC)から」→「DNCから」
- 56ページ 21行目 「日本経済新聞出版社」→「日本経済新聞出版」
- 127ページ 14行目 「サイバーネットワーク防衛(CND)」→「コンピュータネットワーク防衛(CND)」