土屋大洋「プーチンが語る『デジタル・フリーダム』」『Newsweek日本版』2018年7月12日。
昨年12月に続きモスクワへ。
土屋大洋のブログ
土屋大洋「プーチンが語る『デジタル・フリーダム』」『Newsweek日本版』2018年7月12日。
昨年12月に続きモスクワへ。
土屋大洋「AIはだませる?──サイバーセキュリティにAIを使う期待と不安」『Newsweek日本版』2018年7月2日。
9年ぶりにイスラエルに行きました。テルアビブの街中は工事ばかり。どんどん変わっていました。
世の中の流れに乗るべく、AIを見始めたわけですが、どうもまだピンと来ないという感覚が反映されているコラムです。
土屋大洋編著『アメリカ太平洋軍の研究―インド・太平洋の安全保障―』千倉書房、2018年7月17日。
5年前にはまったくこんな本に関わることになるとは思っていなかったわけですが、2014年春から1年間、ハワイに研究休暇に行ったために、2015年から太平洋軍の研究を続けてきました。再校ゲラが終わったところで突然太平洋軍が「インド・太平洋軍」に変わってしまい、慌てましたが、本のタイトルは「太平洋軍」のままにしました。
「インド太平洋」か「インド・太平洋」かも悩みました。通常は「・」なしだと思いますが、インド洋沿岸の国々と太平洋沿岸の国々という意味であえて「・」を入れました。が、いまだにそれで良かったのか悩みます。
この本ができるまでにはたくさんの方々にお世話になりました。まだ店頭には並んでいませんが、amazonでは予約注文を受け付けています。共著者の名前がちゃんと出ていないので、ここでお知らせしておきます。
はじめに 大塚海夫(防衛省情報本部長、海将)
第1章 米国統合軍の組織と歴史 土屋大洋(慶應義塾大学教授)
第2章 太平洋軍を必要とする米国の論拠 デニー・ロイ(イーストウエストセンター上級フェロー)
第3章 ハワイと太平洋軍 梶原みずほ(慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート客員所員)
第4章 国防総省と太平洋軍 デニー・ロイ
第5章 自衛隊と太平洋軍 中村進(慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート上席客員所員)
第6章 朝鮮半島と太平洋軍 西野純也(慶應義塾大学教授)
第7章 中国と太平洋軍 小谷哲男(明海大学准教授)
第8章 台湾と太平洋軍 田中靖人(産経新聞社台北支局長)
第9章 統合作戦と太平洋軍 森聡(法政大学教授)
終章 「太平洋軍」から「インド・太平洋軍」へ 土屋大洋
ハリー・ハリス太平洋軍司令官演説
あとがき 土屋大洋
いつもながら、編集をしてくださったのは神谷竜介さんです。装丁は米谷豪さんです。ありがとうございます。
2015年4月に出していただいた『サイバーセキュリティと国際政治』を、千倉書房さんが5月28日付けで三刷にしてくださいました。今どきありがたいことです。
刊行から3年経ち、その間に米国大統領選挙や米国サイバー軍昇格などいろいろあったので、ページが動かない範囲で加筆・修正をさせていただきました。
千倉書房さんからまもなく共著本も出していただける見通しです。すでに再校ゲラの確認を終えました。サイバーセキュリティではありません。
土屋大洋「監視大国アメリカ A・G・ファーガソン著 万能ではないビッグデータ」『日本経済新聞』2018年5月19日。
日経新聞に書評を寄稿しました。本のタイトルからはややわかりにくいのですが、警察活動にビッグデータをどう活用するかという本です。全文閲覧にはログインが必要です。
土屋大洋「サイバー攻撃を受け、被害が出ることを前提に考える「レジリエンス」が重要だ」『Newsweek日本版』2018年5月10日。
こちらもすぐに出ました。
土屋大洋「ついに行われた米国サイバー軍の昇格 自衛隊はついていけるのか」『Newsweek日本版』2018年5月10日。
久しぶりに載せていただけました。
小宮山功一朗、土屋大洋「サイバーセキュリティ戦略の国際比較—目的と対象範囲に基づく四類型—」グローバル・ガバナンス学会編『グローバル・ガバナンス』第4号、2018年3月、94〜109頁。
研究ノートとして採録されました。各国で出ているサイバーセキュリティ戦略を並べてみると何が言えるかを考えたものです。
Motohiro Tsuchiya, “Systematic Government Access to Private-Sector Data in Japan,” Fred H. Cate and James X. Dempsey, eds., Bulk Collection: Systematic Government Access to Private-Sector Data, Oxford University Press, 2017, Chapter 13.
ふと思い出して調べてみたら、書いた原稿が本になっていました。見本を送ってくれるというから待っていたのですが、そのうちに忘れていました。なんで送ってくれないのでしょう。
ただし、これは前に書いたジャーナルの論文にいくつか修正をしたものが採録されているので、完全に新しいものではありません。
それに高い!
土屋大洋「国際政治とサイバー攻撃」インターネット白書編集委員会編『インターネット白書2018』インプレスR&D、2018年、265〜268頁。
年末にInternet Week 2017に呼んでいただいたご縁で、『インターネット白書2018』に4ページ書かせていただきました。たぶん、普段とは違う読者の皆さんなので、どう受け止められるか、楽しみでもあり、心配でもあります。
土屋大洋「サイバーセキュリティ」グローバル・ガバナンス学会編、渡邊啓貴・ 福田耕治・ 首藤もと子責任編集『グローバル・ガバナンス学II』法律文化社、2018年、203〜220頁。
気がついたら年が明けて1カ月以上経っていて、このブログは何も更新しないままでした。年末年始は外に出ない報告書原稿や出張で忙しく、何も外向けの原稿を書いていなかったいうことですね。
そんなとき、昨年書いていたグローバル・ガバナンス学会の叢書が届きました。2冊セットで、私はIIのほうに1章書かせてもらいました。
内容としては、以下の本で書いてきたことの延長にあり、インターネットをめぐるガバナンスがどう変わってきたか、特に近年のサイバーセキュリティでどう変わってきたかということです。
土屋大洋「不安定さを増すサイバーガバナンス」『東亜』2017年10月号、6〜7頁。
載せるのを忘れていました。
土屋大洋「ルーマニアに見るサイバーセキュリティの地政学と地経学」『治安フォーラム』2018年1月号、66〜69頁。
ひええー、ついに2018年!
土屋大洋「ロシアでサイバーセキュリティが議論されない理由」『Newsweek日本版』2017年12月25日。
25年ぶりにロシアに行ってきました。ずいぶん変わっていました。
小笠原高雪、栗栖薫子、広瀬佳一、宮坂直史、森川幸一編『国際関係・安全保障用語辞典 第2版』ミネルヴァ書房、2017年。
今どき、第2版が出るなんていうのはめずらしいことですが、2013年初版の『国際関係・安全保障用語辞典』の第2版が出ました。
私は「インテリジェンス」「インテリジェンス・コミュニティ」「サイバー攻撃」「サイバーセキュリティ」を担当しました。
総勢33人で執筆しており、同僚の中山俊宏さんと神保謙さんも参加しています。
土屋大洋「ハックされた世界秩序とサイバー・ドラゴンの台頭」『Newsweek日本版』2017年11月1日。
ファンタジー映画のタイトルみたいですが……。
土屋大洋「IoT(Internet of Things)の次、IoB(Internet of Bodies)への警告」『Newsweek日本版』2017年9月28日。
原稿がアップロードされるまで知らなかったのですが、映画『ザ・サークル』の試写会をNewsweek日本版編集部が募集しています。私は飛行機の中でたまたま見てしまいました。
土屋大洋「サイバー攻撃を押しとどめる抑止理論はまだ見つからない」『Newsweek日本版』2017年9月20日。
こちらは9月はじめのソウル防衛対話に基づく話です。
土屋大洋「在日米軍より強大「太平洋軍」の役割と任務を知っていますか:9つの統合軍のうち最大規模」『現代ビジネス』2017年9月20日。
ハワイの太平洋軍について、概略的な原稿を載せていただきました。
田中 明彦、日本経済研究センター編『提言 日米同盟を組み直す 東アジアリスクと安全保障改革』日本経済新聞出版社、2017年。
月末に発売です。私は「第7章 サイバー安全保障と日米インテリジェンス連携」(139〜151頁)を担当しています。あまり部数を刷らない上に、某会合でたくさん配布してしまうらしいので、あまり市中には出回らないかもしれません。
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