ORF

宣伝です。

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慶應義塾大学 SFC研究所主催

SFC Open Research Forum 2004 (ORF2004)

<21世紀をつくる対論12>

21-12

〜未来技術戦略から福澤精神まで〜

2004年11月23日(火、祝日), 24日(水)

於 六本木アカデミーヒルズ40(六本木ヒルズ森タワー40階)

参加無料、事前登録不要

詳┃細┃決┃定┃

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http://orf.sfc.keio.ac.jp/

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再選ブッシュの外交政策

ブッシュ政権の今後の外交政策に関してブルッキングス研究所とCSISが専門家の討論会を開いたそうだ。地政学なんて言葉が出てきているなあ。

1. ブルッキングス研究所

Richard C. Bush III, Philip H. Gordon, Fiona Hill, and Martin S. Indyk, “The Direction of U.S. Foreign Policy,” Brookings Institution, November 4, 2004 (pdf, 43p).

2. 戦略国際問題研究所(CSIS)

Kurt Campbell, Patrick Cronin, Teresita Schaffer, Jon Alterman, Robin, Niblett, and Bathsheba Crocker,”New Administration’s Foreign Policy: How Election Results will Affect Geopolitics, Global Perceptions,” CSIS, November 4, 2004 (pdf, 29p) .

ブッシュ圧勝?

ワシントン・ポストに出た図をスキャンして載せている人がいる。これを見るとブッシュ圧勝の様子がよく分かる。ケリーは都会人にしか支持されていない。アメリカの田舎に住んでいる人はブッシュが大好きなのだ。得票数でも今回はかなり差が出ていたようだから、これでケリーが選挙人をとって当選していたらそれこそ暴動でも起きそうだ。だから、一つ前のエントリーは訂正が必要。民主党は都会派政党になり、共和党はアンチ都会派政党になったのだろう。

分裂

その昔、アンソニー・ダウンズが『民主主義の経済理論』(邦訳もあるけど絶版)で確か説明していたと思うのだが、二大政党制といっても、できるだけ得票するためにはどうしても過激に走るのではなく中道にならざるをえない。だから二大政党制でも結局は政策は近づいてきて、差が分からなくなるといわれた。クリントン政権の時には中道化が顕著に出ていた。

今回の大統領選挙を見ると、それがあてはまるのかどうか分からない。ケリーとブッシュで政策に大きな差はなかったように見える。ケリーも「私のほうがうまくできる」というぐらいで、ラディカルに政策に差があった気がしない。

しかし、有権者は二人の政策以上に分裂していたのではないかと思う。ブッシュにうんざりしたアメリカ人がカナダの移民局のウェブサイトに殺到しているというニュースは、米国民の間の分裂があまりにも深いことを示している気がする。

p2p-politicsは失敗?

とても面白いとおもってp2p-politics.orgを見ていたのだが、とうのレッシグ教授は失敗だと思っているそうだ。そんなこともないと思うのだが。

そのために、われわれはp2p-politicsを制作した。だがすばらしい技術的実装にも関わらず、このアイデアは失敗だった。無数の人々がサイトを訪れてビデオクリップを観た。たくさんの素晴らしいクリップが寄せられた。だがそのなかで、誰かに議論を、理由を、せめてビデオクリップを送信する機能を利用したのはごく僅かだった。