廣瀬佳一、小笠原高雪、小尾美千代編『よくわかる国際政治』ミネルヴァ書房、2021年。
「IT革命」(144〜145頁)、「コラム9 サイバー防衛と国際政治」(110〜111頁)を担当しました。
廣瀬佳一、小笠原高雪、小尾美千代編『よくわかる国際政治』ミネルヴァ書房、2021年。
「IT革命」(144〜145頁)、「コラム9 サイバー防衛と国際政治」(110〜111頁)を担当しました。
Hidetoshi Ogawa and Motohiro Tsuchiya, “Cybersecurity Governance in Japan,” International Journal of Cyber Diplomacy, vol. 1, no. 1, 2021, pp. 7-31.
ジャーナルの創刊号に掲載してもらえるというのはなかなかありません。小川秀俊さんと共著です。
土屋大洋「チープ・フェイク」『朝雲』2021年6月17日。
ディープ・フェイクについてよく議論されますが、必ずしもディープじゃなくても良いという話です。
ディープ(深い)の反対はシャロー(浅い)ですが、フェイクに付くときのディープは「難解な」という意味で、その反対として(語呂も良いので)チープ(ちゃちな)が使われるようです。
土屋大洋「サイバー攻撃防ぐ新国際協調 技術の民主主義守る12カ国」『日本経済新聞』2021年5月25日。
土屋大洋「米中ネットワーク競争と海底ケーブル」宮本雄二、伊集院敦、日本経済研究センター編著『米中分断の虚実—デカップリングとサプライチェーンの政治経済分析—』日本経済新聞出版、2021年、59〜77頁。
土屋大洋「場所を変えて」おかしら日記、2021年6月15日。
Koichiro Komiyama and Motohiro Tsuchiya, “The Triadic Conflict That Lies Ahead in the U.S.-China Tech Confrontation,” Asia Policy, Vol. 16, No. 2, April 2021, pp. 43-55.
共著の英語論文が出ました。これはほとんど共著者の小宮山功一朗さんの成果です。
土屋大洋「巣ごもりと本と暇」おかしら日記、2021年4月13日。
本の処分に悩み始めました。
土屋大洋「認知スペースをめぐる戦い」『朝雲』2021年4月15日。
安保・防衛問題の専門紙『朝雲』に1年間、毎月書かせていただけることになりました。
土屋大洋「繰り返すロシアの米国介入 サイバー攻撃で再び爪痕」『日本経済新聞』2020年12月30日。
土屋大洋「表現の自由、終わらぬ論争 米通信品位法に改正機運」『日本経済新聞』2021年1月27日。
土屋大洋「データセンターの地政学 立地はどこに向かうのか」『日本経済新聞』2021年2月24日。
土屋大洋「加速する欧州のデジタル戦略 日本も連携に向け努力を」『日本経済新聞』2021年3月31日。
これらも掲載を忘れていました。これまで日本経済新聞の中外時評欄には2019年4月から毎月末の水曜日に掲載していただきました。今後は隔月になります。次の掲載は5月26日(水)の予定です。
そして、今月から別の媒体でも月1本の連載が始まります。
土屋大洋「コロナ禍が明けたら」おかしら日記、2021年2月16日。
載せるのを忘れていました。
日本経済研究センターの報告書「米中デカップリングとサプライチェーン」がオンラインで公表されました。第2章「米中ネットワーク競争と海底ケーブル」を担当しています。
それにしても、あっという間に2021年の最初の3カ月が終わり、新学期が始まってしまって驚いています。
土屋大洋「サイバースペース」西谷真規子、山田高敬編著『新時代のグローバル・ガバナンス論—制度・過程・行為主体—』ミネルヴァ書房、2021年、315〜324頁。
神戸大学の西谷先生、名古屋大学の山田先生が編著をされた本に参加させていただきました。最終章を担当しています。全24章、334ページにぎっしり、いろいろな分野のグローバル・ガバナンス論が詰まっています。
土屋大洋『サイバーグレートゲーム—政治・経済・技術とデータをめぐる地政学—』千倉書房、2020年。
4年ぶりに単著を出版していただきました。編集は神谷竜介さん、装丁は米谷豪さんです。お二人にはこれまでも何度もお世話になってきました。神谷さんには『海洋国家としてのアメリカ』『サイバーセキュリティと国際政治』『アメリカ太平洋軍の研究』をお願いしてきました。米谷さんには『ネットワーク・パワー』『サイバーセキュリティと国際政治』『アメリカ太平洋軍の研究』でお世話になりました。今回もありがとうございます。
この本の原稿は、2018年の春からまとめ始めました。4月から9月までサバティカル(研究休暇)をいただき、三田キャンパスのグローバルリサーチインスティテュート(KGRI)に籠もっていました。しかし、なかなか進まず、ズルズルと時間が経ち、そうこうしているうちに忙しくなり、今日になってしまいました。
サイバーセキュリティとなると、パソコンの前に座っていれば分かるという感じがあるかもしれませんが、実際には国際政治の一環であり、インテリジェンス活動の一環でもあります。インターネット上に文字として表現されない、画像や動画として表現されないことがあり、それを見聞きし、感じ取るためには、現場に行かなくてはならないこともあります。2016年12月に『暴露の世紀』を出していただいて以来、見聞きし、考えたことが詰まっています。各所で撮った写真も入れてもらいました。
無論、直近の9ヶ月間はどこにも行っていませんし、新型コロナウイルス対策に追われてきたわけですが、しかし、どこにも行かなかったがゆえに、まとめられたという気もします。
目次
第1章 サイバーセキュリティにおける予期と特定
第2章 統合される作戦領域
第3章 選挙介入とフェイク・ニュース
第4章 サプライチェーン・リスク
第5章 サイバーインテリジェンス
第6章 サイバー外交
第7章 サイバー防衛
第8章 狙われる日本
「サイバーグレートゲーム」というタイトルは、日本経済新聞に載せていただいたコラム「現代のグレート・ゲーム データ資産をめぐる争奪戦」(2020年7月29日)から取っています。2019年4月から毎月、「中外時評」欄に書かせていただいています。
「あとがき」で感謝すべき方々のお名前を挙げていますが、いつも忘れている人がいるのではと心配になります。多くの方々のお世話になっています。ありがとうございます。
追記:大変申し訳ないことに、手違いで古い略歴がこの本には掲載されています。すでに慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)の副所長は退任し、上席所員に変わっています。大変申し訳ありません。
修正点:今のところ以下の修正点が見つかっています。
土屋大洋「あっという間に終わってしまった秋」おかしら日記、2020年12月8日。
本当にあっという間に秋が終わってしまいました。11月23日、キャンパスに到着してふと撮った写真です。
土屋大洋「分断が続くサイバー空間 米中の対立、政権移行後も」『日本経済新聞』2020年11月25日。
土屋大洋「防衛システムの無人化に異能の力を」『日本経済新聞』2020年10月28日。
土屋大洋「米大統領選、他国介入の行方」『日本経済新聞』2020年9月30日。
なんだか、トランプ大統領の感染によって、他国が介入しなくても十分に混乱してしまっている気がしますが。
土屋大洋「0466からの電話」おかしら日記、2020年10月6日。
いろいろ起こります……。
三田評論でSFCの創設30年特集をしていただきました。私は座談会の司会をしています。他にも盛りだくさんです。